私は兵器マニアであるが、戦争マニアではない。日本のように兵器を防衛のためだけに使うという例もある。戦争放棄の日本にはこれが一般的かもしれない。
ロシアは違うようだ。どんな理由があるのかは不明だが兵器を使った侵攻を始めたという。ロシアはソビエトの時代からよくわからない国である。戦争がないときもスターリンは考えの違う人を徹底的に粛清したという。彼らは自分たちの都合のいい正義だけを振りかざして戦争を仕掛ける癖があるようだ。80年前なら日本も含めてそういう国や民族はいくつもあったが。
報道を見ているとウクライナがNATOに所属していない、西側の同盟国でもない。というわけでアメリカはベトナムやイラクの失敗もあってそう簡単に軍事作戦できないらしい。つまりウクライナを見殺しにするという見方がある。戦争をするくらいなら無血でウクライナをくれてやる、ということだ。さらに、もしNATOが介入した戦闘となれば大国が絡むだけに経済の打撃は回避できなくなる。リーマン以来の恐慌になるとの予測もある。見殺しは正論だな。
あとはその後の世界とロシアがいかに付き合うかということ。一時的には経済制裁となるだろうけど。裏を返せばそういう国とわかっていたわけで。ロシアもNATO諸国に攻撃はできないだろうし。世界中みんなが仲良しなんてありえないということだ。