ロシアとモスクワ五輪

私の世代になるとモスクワ五輪ボイコット事件は印象的だ。
当時金メダル確実の山下選手の涙の会見。
ランボーでもネタになったアフガンのソビエト介入が原因。
その20年後にアメリカがアフガン侵攻したわけで。
アフガンの民とは別にテロ集団が話題になった。
アフガン自体は変わっていないのだろうけど
大国の国際情勢が変わっていったと考えるべきか。
ソビエトは崩壊してロシアになったわけだが
今回のドーピング事件を見聞きする限りではソビエトと変わっていない。
アジア大陸の民の特徴なんだろうか。
わからないのならやっちまえ、という気質だな。
中国人も朝鮮人も似たようなものだ。
日本人もほんの数十年前まで似たようなものだった。
もう一つ
ロシアの関係者も度々口にするのがモスクワ五輪
西側のボイコットに今でも根に持っているようだ。
70年代のミュンヘン五輪のテロの悲劇。
80年のモスクワ五輪
時代が変わったのは88年のベン・ジョンソン事件。
ロス五輪から、オリンピックは金のなる木という考えが定着し
その反動で金メダルイコールおカネという図式ができて
その反動でドーピング問題が大きくなったわけで。
候補地決めでIOCの役員に何億円も動くというのも、ねえ。
オリンピックは4年に1度、ローマでやればいい。
8月にやるというのなら、北半球の大都市はやめたほうがいい。
赤道より南側がちょうどいい気候ではないのか。
ところが赤道より南側は南米とアフリカ、治安の問題が。
あとはオーストラリアあたりかな。
個人的には東京五輪もやめちまえと思っている。