関東住民天気予報あるある


関東地方のアメダスの画像である。
ネットやテレビのデジタル画面で天気や気温を毎日何度となくチェックをしている。
ところがこの図を見ていただきたい。
関東地方でも最も人口密集地域である江戸川を挟んだ東京埼玉千葉のこの区域。さらに多摩川を挟んだ東京神奈川のこの区域。
例えば千葉県を例にあげると市川船橋北部、松戸柏鎌ヶ谷白井流山、野田南部がアメダス空白区域。推計では200万人から300万人が住んでいる。この人達には天気予報の情報はないのである。
東京23区北東部、埼玉では春日部越谷草加などここでも200万人以上は住んでいる。
さらにである。
アメダスではなく天気予報となるともっと不親切。

ツッコミどころ満載だが千葉県では千葉市以外のベッドタウンは無視、とくに千葉市は湾岸にあって成田、松戸、柏などの内陸部とは気候がまったく違うのである。神奈川も横浜は湾岸で内陸部とは気候が違う。
地図にマークしたように関東に3000万人が住んでいるがその1000万人近くが住む赤で囲んだ地域は天気予報空白区域である。
数年前からNHKでは関東の天気予報で1つの県で4箇所予報をするようになった。
地方を旅行すると一つの県でも8とか10地方に分けて予報をしていることがわかる。
人口から考えれば関東の人口密集地域は50万から100万人ごとに区域分けして予報を出すのが正当な行政サービスではないのかな。
調べると
予報地点とは、具体的に府県予報区内の気象台、測候所、アメダスの設置してある場所
という規定がある。
これだけ通信が進んだ時代なのに、戦前のような天気予報のあり方に違和感を覚える。
雨雲レーダーを見て自分で予報しろ、という意味なのだろうか。
映画バックトゥザフューチャーでは21世紀の今の時代には天気予報は進んで分単位で予報できるとある。