おめでたいこの時期に暗い話

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来年の干支にちなんだ写真としようとしたが、これはヤギだなあ。
さて
八丈島旅行でまず感じたのが物価である。
ガソリンが200円もした。
スーパーに立ち寄って一周りするとわかる。
関東のスーパーで398円程度で売られている幕の内弁当が580円。
おにぎり2つのパックが350円。
キャベツ300円。
もやしのおひたしがこちらでは98円だが200円。
ジュースやお酒のカンやペット飲料もスーパーで定価売り。
チェーン店のコンビニが一軒もない。
多分価格の問題だろうな。本土との価格の整合性がとれない。
当たり前だがほとんど全ての物資を船や飛行機で運んでくるわけで。
逆に郵便局や交番が多いのに驚く。
ここは東京都、行政は行き届いていると思われる。
(郵政は行政ではないが)
空港で働く人などの公共の仕事の従事者、公務員の割合がすごく多いのではないか。
その大半が地元出身ではなく、手当をもらってここで生活している。
地元民が関東の人と同じように暮らすのは難しい土地柄と感じた。
地方が衰退していくのはしかたがないこと。
アベノミクスとはその象徴だな。
経済の発展は都市圏の発展である。
人がたくさんいてお金がたくさん動くことで経済は成立する。
地方が衰退することはしかたがないことだ。
数十年後に秋田県の人口が0になるという試算があるとテレビで聞いた。
平成の市町村合併につづいて次の時代には、○○の都道府県合併となるだろう。
東北は東北県、もしくは東北道と一つの行政になるだろう。
東京大好きな千葉県埼玉県は東京都になるだろう。
群馬や栃木も黙っていられない。
神奈川をのぞいてすべて東京都になるかもしれない。
今まで○○地方としていたものが、大合併でそのまま都府県になるかもしれない。
人口は関東、近畿が横ばい。
その他は合併して現在の一つの県の人口程度になるだろう。
エコノミクスというのは突き詰めていけば効率化なのである。
クルマのナンバープレートにわが町の名前をなんて言うのも人口集中地区での話。
地方は経済成長とは分離した価値観で先を考えなければならない。