暑さ指数って何?

熱中症情報 暑さ指数 (8月14日 13時)
環境省発表】
8月14日 13時の暑さ指数
危険(★★★★) 暑さ指数31.0
運動は原則中止

【今後の熱中症指数予測】
15時 危険(★★★★) 暑さ指数31
運動は原則中止
18時 警戒(★★☆☆) 暑さ指数26
積極的に休息
21時 警戒(★★☆☆) 暑さ指数26
積極的に休息
24時 警戒(★★☆☆) 暑さ指数26
積極的に休息
3時 警戒(★★☆☆) 暑さ指数26
積極的に休息

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こんなメールが届いている。
テレビの天気予報でも度々目にするのがこの暑さ指数。
なんだかすごく科学的なもっともらしい数字なんだけど。
このメールを見て不思議に思うことがいくつかある。
その1 数値が2種だけ
13時から3時間毎に丁寧に書いてある気にさせるが
よくよくみると31と26の2種類しかない。
指数だからそんなものなのかもしれないが日没前の18時と
未明の3時が同じなのは微妙に納得できないな。
その2 文言も2種
指数に対して文言が決まるだろうから当然文言も2種。
危険か警戒である。
危険と警戒はどう違うのか。
ちゃんと書いてある。
運動は原則禁止か積極的に休息である。
その3 なんのための
ということは暑さ指数とは運動をする人のための指数ということなのか。
家でゴロゴロしている人には無用な情報なのか。
買い物や散歩も運動と捉えることはできるのか。
その4 表現のしかた
暑さ指数31と言われて、おおっ、と思う人はほぼいない。
暑さ指数危険と言われて少しだけおおっと思うが。
結局、暑いので運動は原則禁止と言えば済むような気がする。
その5 数字に弱い
文型の人は科学的な数字に弱いのである。
20%OFFとか5割り増しなどは文型の人のほうが強いかもしれないが。
水素イオン指数、指数関数などとなれば文型の人の大半は耳をふさぐ。
役所の奴らも「暑さが危険」だけではあまりにも幼稚だと思ったのか。
ここは一つ気象のプロに数式を作ってもらって数字で表そうとなったのだろう。
要は「暑さが危険」と書けば済むものを「暑さ指数31」と書きたいだけなんだろう。
数字に弱い人達の考えそうなことだ。
結局、天気予報でも「暑さ指数31」と言ったあとで「危険な暑さです」と言う。
昔あった不快指数同様、いずれ消え物になる。
暇な役人たちはこんなことをして税金の給料をもらっている。