物価よ上がれ

もう一つ、ニュースネタ。
消費者物価が0.1ポイント下がったというニュース。
ところが、日銀や政府のお偉いさんは「好ましくない」とコメント。
今後も物価は上がると明言している。
物価が上がって喜ぶ庶民はいない。
つまり、経済政策に庶民は関係ないのである。
経済のためなら私らの生活が苦しくなるのはどうってこと無い。
さらに、実際物価が下がっている(もしくはヨコバイ)の実感がまるで無い。
生鮮食品は入っていない。
実際キャベツや玉ねぎは去年より3割程度上がっているそうだ。
ガソリンが値下がったと喜ぶ向きもあるが
通勤に使わない家庭用の乗用車、月に5000キロ走ったとしても
プリウスクラスなら250リットル、2円値下がりしても500円しか得していない。
キャベツや玉ねぎ数個分である。
何を見て消費者物価としているのかわかりにくい。
次に、文部大臣辞任、、したいとのこと。
もともと批判されていたのだけど、どこかの監査で
理論的に無能だと書かれたらしい。
ということで、辞任を示唆したのだけど
安倍から「もうすぐ内閣改造だから」と軽く突っぱねられる。
ニュースのコメンテーターによると
本来大臣の下にいるはずの、オリンピックに関わる人達が
元総理大臣を筆頭に大臣より発言力があるとのことで
何もできない言えないまま、無能扱いされたらしい。
オリンピックでも大塚家具でも元○○のジジイが威張っているところはたいていダメだな。
次に「1億総活躍社会」
担当大臣を新設するとのこと。どんだけ大臣を増やせば気が済むのか。
一昔前、○○省と○○省を合併させて小さな政府にする、なんていうのは昔のこと。
どんどん新設して何回か当選した議員の褒章人事に使うのだろう。
面白いのが、安倍は出生数を1.8にしたいとぶっていたが
すでに少子化担当大臣がいるんだけど。ここでも縦割りの二重行政かな。
「1億総活躍社会」というのを言葉通りに考えてみた。
こんな言葉を言うくらいだから活躍していない人がいるということだな。
活躍とは言い過ぎで仕事に就くということなんだろう。
ある外食チェーン店の店長に話を聞いた。
大抵のバイトはまじめに仕事をするのだけど、少なからずダメなのがいるらしい。
仕事を覚えるのが遅い、作業が遅いというのはまだ想定内。
ところが、寝坊したと夕方からのシフトに遅刻する。
ミスしたのに開き直る。
注意すると「辞めます」となるそうで。
大抵は能書きは立派だけど、知的にかなり劣る。
さらに、注意力が続かない、作業中にスマホを見るといったちょっと病気なのも。
そういう人たちが活躍できる職種、職場とはどんなものなのか。
是非、安倍首相に説明して欲しかった。
というわけで
ため息の出るニュースが並んでいた。
長々とどうも。