万里の長城遭難

なんだか旅行会社が悪いことになっているが本当のところはどうなんだろう。
いじめ自殺事件が発覚すると、教育委員会やら校長が頭を下げている。
誰が悪いか、という観点(警察はそれが仕事だが)の物言いでもよくないのに
誰に責任があるかということしかいわない。そんなことでいいのか。
一番悪いのは金を払って中国なんかに行く人である。
別に誰の命令でも強制でもない。
自らすすんでこの時期に中国へ、それも山間部へ行ったのである。
それに事故なんていうのは『万が一』である。
1万人が平気でも最後の一人が事故にあうわけで、それを予見することは不可能。
それでも、どうしても死にたくないというのなら
過去に似た様な山岳事故を起こした旅行会社は使わないことである。
旅行会社、中国、山岳、初冬とすべての危険をかえりみず出かけたわけで。
死んでもよい命などこの世にはないが
自らすすんで危険な冒険旅行をしての遭難となればそれはそれ無念の死とはいえ
本人もある程度納得した死に方ではないのか。
聞けば人生経験も豊富な年齢の方々、ある程度の覚悟はできての旅行ではないのか。
あなたはまだこの会社の山岳ツアーに行きますか。