今日もテレビで見た子育て問題

毎週どこかの番組で必ずやるのが、山盛りグルメと子育て問題。
昨日だか今日だか見たのが、子供が病気で早退、欠勤。残された社員の仕事量は増えても給料は増えない。という、ある意味働き方改革の問題でも。
親だけではない、高校生ぐらいなら学校では「気を付けて帰れよ」と言って帰宅させるが、小学校だと親に電話して「迎えに来い」というのである。小学生を1人で帰すわけにはいかないのだそうだ。4年生ぐらいになれば大怪我や大病でない限り家に帰して休ませればいい、だめならその時に自分の親に連絡すればいい。なんていう常識は小学校には通用しない。親が手が離せない用事があっても「迎えに来い」と強要するのだ。親は「今、手が離せないので子供は帰宅させてくれ」と頼んでも教員は「NO」というのである。子育てが大変というよりシステムがどこかおかしい。
多分過去に早退させたら交通事故にでもあったのだろう。その時誰の責任かとなったときにどっかのバカが「学校が悪い」といい出したに違いない。

子供が具合が悪い、という早退欠勤はこうして生まれている。保育園をたくさん作る程度では解決しないのだよね。市町村単位でそういう子供を受け入れる施設、つまり学校の保健室みたいな、を作ればいいのだけど。そもそも子どもの医療に関わる領域で誰も手を付けようとはしない。

先程、GWに渋滞に突っ込んでいく理由、というネットニュースを見た。GW中はテレビニュースでも取り上げていた。
その理由で一番多いのが「子供がいるから」というのだ。子供がいると朝4時とかに出発できない、という。旅行に行くという非日常の状況なのに子供は平日と同じように起床させるということか。子供がどうこういうより親がどうかしている。そもそも朝3時に起きられない、ぐずるというのは理由は明白。子供は旅行に行きたくないのである。行きたいのは子供の為と嘘をついている親のほうだ。
本当に子供は何時間も渋滞の中チャイルドシートに固定されて楽しいのか。一つのアトラクションや食事に1時間近く待たされて楽しいのか。何時間もかけて青い花がたくさん咲いている景色を見たかったのか。
それでも行きたいという子供が早起きを嫌がるわけがない。GWの大渋滞はこういう家庭が何割かいるということだ。

話が戻るが、「子どものために」と嘘をつくこういう親が、子供が具合が悪いとか怪我をすると「学校のせいだ」と言うわけで。お陰で会社や学校の周囲の人の仕事が増えるし、高速は一層混雑する。