またまた悲惨な事件が起きてしまった。
加害者はどうせ街のチンピラだろうからすぐに捕まるだろう。
さて、この事件のポイントは違うところにある。
その1
多分、中学生ゆえマスコミもどの程度情報公開できるか微妙だが
被害者中学生のここ数年の身辺の変化に興味がある。
どんな家庭なのか、親はどんな人なのか、引っ越したとあるがその理由は、
などなど、どうもツッコミどころがいろいろありそうな感じである。
その2
1月から学校に来ていないとのこと。
まだ13歳ぐらい、普段は普通の中学生を演じていて実は、
なんていうワルは少ない。
たいていが、急に変な制服を着てきたり、金髪にしたりと
まず外見から異変に気づくことが多い。
学校に来ないのも一例である。
そうなった時、親や先生が注意し指導してすぐに治るものならだれも苦労しない。
年末頃から引き金は引かれていたということだ。
その3
先程も親や先生が…と書いたが、大人は助けられない。
話は飛んでしまうが、先日、ひきこもりの高齢化というネタをテレビでやっていた。
引きこもりというのはある時点から発生したということになる。
現在40歳前半位だという。
遡ると、登校拒否という言葉があった頃だろうか。その頃は、
私も磯野カツオも寝ていると布団をはがされて「起きて学校へ行きなさい」と怒鳴られた。
ところが1990年頃から何を勘違いしたのか、不登校となって無理させないとしたのだ。
今となっては遅刻せずに出勤している私や普通の大人になったと思われるカツオも
「無理しなくてもいいから、休みなさい」などと言われていたら…。
考えるだけでも恐ろしい。
本当に脳の病気でダメな人も少なからずいるだろうけど
多くの場合、子供の頃に治すべき病気だったのである。
それを偉そうなカウンセラーなどが甘やかして、多くの引きこもりを産んでしまっている。
学校に行かない、という子供の腕を掴んで無理やり連れて行くのは
本当に病気の子供にはかわいそうなことだが、それで助けられる子供も多数いる。
ひきこもりの高齢化とは大人の怠慢とも言えなくもない。
話が戻って
もし、多摩川の中学生を助けることが出来たとすれば、まわりの大人が
無理にでも学校に引きずって行くべきだった。
そうすれば、直前のあのひどい怪我も発覚するし、殺されることもなかったかもしれない。
となると、まわりの大人の筆頭の親がどんな人なのか、「その1」がポイントになる。