社長謝罪に避難住民怒りあらわ

土下座して謝れ、なんていうのはチンピラの考え方だな。
これは学歴だの身分だのはあまり関係ないようだ。
頭を下げられるとやたら気分がよくなるらしい。
基本的に人間は感情の生き物だからこれが正常のようだ。
私はアマノジャクのせいか頭を下げられるのが苦手だ。
以前に近くの公共機関の違法駐車でクレームした時も
交通事故をもらってしまった時も相手が謝罪に来るというのを断っている。
頭を下げに来る手間と交通費をこちらによこせ、と言いたくなる。
頭をいくら下げられても一銭にもならない。
それでも、避難所でハラワタが煮えくり返る人たちにはこんな屁理屈は通用しないようだ。
なぜ謝罪に来ない。
なぜ謝罪に来るのが遅いのか。
土下座しろ。
もう帰るのか。
自分が入社したときにはすでに出来ていた福島原発の事故など
もともと自分の落ち度ではないのに、と思っている詫びるつもりのない社長と
土下座されたくらいで許すつもりのない避難民。
今回の震災の大きな悲劇である。