尖閣ビデオ問題、その2

尖閣ビデオが漏えいした問題の考察、その2である。
引き続きポイントを整理してみた。
3. 公開した人の意図
いつまでもズルズルとビデオのために間抜けな外交をしている政権に
嫌気がさしたことは容易に想像がつく。
内部の人間がこんなことをするなんて他に理由がないだろう。
4. 情報漏れ
先日の一部の国会議員にだけ編集したものを見せた、というのが怪しい。
まず、何のために編集する必要があったのか。
なぜ、一部の国会議員でなければならなかったのか。
編集というのはある意味コピーを作る作業である。
また、ちょっとした改ざんもできる。
編集をする人間と現場にいた人間が同一ならとりあえずその時点では
情報は広がっていないわけだが、ビデオが人から人に渡るほど
情報は広がっていくのは当たり前のことだ。
編集して議員に…というところでだいぶ危ない。
さらにアホな民主党議員にあれを見せたところで何になるのか。
「ああぶつかっている」としか思わないだろうな。
編集前のビデオが漏えいしたとのことだから議員ルートは可能性がうすいか。
5. ドメスティック
まず、犯人探しをする前にあのビデオのどこが機密だったのか説明して欲しい。
さきにも書いたようにこれを外交手段として使うのはあまりにも姑息だ。
最初からこれを毅然とした態度で公開していれば
日中関係はここまで悪くなることは無かったのではないか。
つまらない機密が漏洩して右往左往する間抜けな自分たちを
もう少し反省したほうがいいのではないか。