TVを見ていると2011年に地デジになるとさかんにテロップが流れる。

我が家はメインのTV以外は寝室もキッチンもまだアナログだ。
地デジの方がワイド画面で広い視野で見やすいそうだ。
地デジの良さをさかんにアピールするのだけれど。
そこで今の地デジ放送のつっこみどころを整理してみた。
(文中SDとは従来のアナログ画質放送、HDとはハイビジョン)
1.本当に高画質か
特にCMはほとんどが従来の画質と画角である。
肝心のスポンサーがSDで良いというなら
NHK以外のTV局は地デジの必要はない。
2.SD優先の絵作り
天気予報の天気図や、テロップなどが画面の中央によっていて
とても不自然で見にくい。
明らかにHD放送でありながらSDで見ることを前提にしている。
だったら従来のTVで見た方が収まりがよいということ。
局側でも苦肉の策だとは思うが。
3.SDの番組
タモリ倶楽部は毎週楽しみに見ているが、地デジテーマは面白い。
本音なのかわからないがこの番組がSDにこだわる訳を言っていた。
地デジと息巻いているのは実は総務省の方。
TV局は押しつけられたに過ぎない。
1日のほとんどのくだらない番組に地デジの高画質も高音質も必要ない。
タモリ倶楽部のようなマニアに向けたような微妙な映像や
NHK教育の中高理科のように溶液の色を見るような映像こそ
ハイビジョンで見たいところだがどちらも従来のSD画質だ。
タモリ倶楽部の最後に倉庫に残っているアナログテープを使い切るまでは
アナログを続けますというのには笑えた。