猛烈な違和感、TBS選挙特番

TBS選挙特番、2分割放送になること3回…TBSの野球&選挙W中継にネット困惑 井上アナおわび「ストレス感じた方も」

テレ朝が選挙特番で民放1位に! 「選挙ステーション」平均世帯視聴率9・7%。日本テレビ「NNN衆院選zero選挙2024」が8・7%、フジテレビ「Live選挙サンデー超速報SP」が8・3%、テレビ東京「集まれ!総選挙ライブ」が3・7%だった。
 プロ野球日本シリーズ第2戦との異例の編成を行ったTBS「決戦!緊急W中継 SMBC日本シリーズ2024×選挙の日」は6・9%だった。

というYahooニュース。

時間帯にもよるだろうが、TBSはボロ負け。そもそもテレビ全局で選挙報道をする必要があるのか、という素朴な疑問にぶつかる。TBSは二兎を追う事になったわけだ。どうせ各局同じことをやっているんだからと、奇をてらって太田を出して話題作り、炎上商法にかけたわけだが、見ていて面白くもない。あんなちゃちな演出をしてまで野球と同時中継しなければならないテレビ局の辛さということだ。
与党が過半数を切って大変だとニュースで長々と同じことを言っているが、大変なのはトップのあの人達の話で私達にはなんの関わりもない。本来は関わりがなければいけないのだけど、投票率53%、子供も入れれば日本の半数以上の人は関わりがないことになる。

いつの時代に作られたかわからないくらい古い選挙制度。今どきクルマにスピーカー乗っけてでかい音を出して走り回るというのも、業者ではほぼ絶滅。さらに、紙を持って投票所に行くという手間を強いるのも今どきではないね。結局税金を垂れ流しその分CO2も垂れ流すことに。
さらに各候補者の演説や意見をすべて見聞きしてもだいたいいいことしか言わないから違いがわからない。すると現職は地域の代表としてある程度知名度はあるが新人はどんな人かわからない。現職と新人は対等ではない。どんな人かわからないのに投票して、当選したあとにいろいろ問題を起こす議員や知事もいる。そもそも候補者がどんな人なのか知らされない。深夜にNHKで見ろと言われるかもしれないが。
らに都知事選挙のように選挙戦をしながら公務もこなすという市民にとっては行政のマイナス。総選挙のときは大臣や総理は本来の仕事をやらなくてもいいのか、ということになる。
議員は交通費がかからないにしても、秘書などの交通費はかかるわけで、そのお金はどこから降ってくるのか。

選挙となればテレビを封じ込めて、本来私達の生活のために使われるべきお金が看板やポスターや選挙のときの人件費に大量に使われる。アメリカは大統領選のたびに国民の対立が起きている。もうそろそろテレビやインターネットがなかった時代の制度を改めてもよかろう。