いつも選挙のたびに思うことなんだが。
8時に投票が終わって、8時ちょうどの選挙特番の最初に
小池百合子当確のニュースである。
開票率0%である。
選挙に行こう、と大キャンペーンをやっているが
開票率0%で当選が決まってしまうのなら、私の一票はいらないと思ってしまう。
調査で当確が出るなら、最初からNHKや民放の調査で決めてしまえばいい。
そうすれば何十億の税金が節約できるわけで、悪い話ではない。
それでは国民の…と反論する人も多かろうが
結局開票率0%で当選が決まるのなら、選挙用紙はいらないということだ。
さらに、今回の東京都知事選は投票率59%とのことだったが
それでも4割の人は投票していないわけで。
過去の選挙では千葉県や埼玉県の都市部で30%台なんてこともざらにあった。
ほんの35年前の通信手段は家の黒電話だけだった。
それが、25年前の携帯電話、15年前のインターネット、5年前の地デジ双方向通信など
環境は激変している。
いまさら紙に名前を書いて投票する意味が薄れてきている。
その証拠が開票率0%なのである。