せっかくの晴れの日にこんな不幸にあうなんて…。

人の運命を感じてしまう。
運命は誰にも操作はできない。
このような事故があるとほぼ100%運転者が加害者として
逮捕されてそれなりの処罰を受ける。
家族もマスコミもそれに従って運転者を攻撃する。
法的に責任の所在は運転者にあるので仕方がない。
しかしながら、どんなに運転者が処罰を受けても
運転手が家族にののしられても、死んだ人間は帰ってこない。
運転手が不注意なのは十分わかっているのでそれ以外のポイント。
クルマやバイクで交差点を右左折するとき横断歩道上に
歩行者が歩いていることがよくある。
歩行者優先という大原則があるから当然止まって待つ。
ところが外見は十分健康な人に見えるのだが待っているクルマの
前をゆっくり(マイペース?)で歩いている。
以前に私の前のクルマがプッとクラクションを鳴らしたことがあった。
それまでゆっくり歩いていたオッサンはすごい勢いでそのクルマの
運転席の脇まで走っていき「歩行者優先だろが!」と叫いている。
私はその横をすり抜けながら「なんだ、走れるじゃないか」とつぶやいた。
今の世の中、こういう小さな事件は多い。
私は悪くない。と怒るのである。
学校に文句を言いに来るモンスターも
企業やお店にクレームを言いまくるクレーマー
私は悪くないからおまえが悪いという論法だ。
ここにはモラルやマナー、譲り合いという本来社会の中に
組み込まれている規範が無いのが悲しい。
歩行中の事故はクルマが悪いのはわかっているが
だからぶつかっても悪くないというのは明らかにおかしい。
できればぶつからない方がよい。