今年(2024年)は、太平洋戦争末期の昭和19(1944)年10月25日、初めて敵艦に突入して以降、10ヵ月にわたり多くの若者を死に至らしめた「特攻」が始まってちょうど80年にあたる。戦後80年、関係者のほとんどが故人となったが、筆者の30年にわたる取材。大西瀧治郎中将がいつ特攻隊の編成を決意したか、艦上爆撃機出身の関行男大尉が戦闘機隊の第二〇一海軍航空隊に分隊長として転勤した、関は最初から特攻隊の指揮官要員として送り込まれたのではないか、すでに特攻兵器の開発は始まっていて、特攻専門の部隊も開隊されている。
というYahooニュース。
と、人名や時系列を説明していた。軍幹部が人の命を犠牲にして何を得ようとしたのか。という話に行き着くのだが、いつもそのへんが有耶無耶なのである。それは軍に限ったことではなく現在の政治や行政も「誰のため?」ということが横行している。公務員というのはそういうものだ。踊る大捜査線でも「自分がやりたいようにするには上に行くしかない」というセリフがよく出る。結局上に行く努力をしている間に当初の目的を忘れてしまい上に行くことと保身で任期を終わることになる。最善を尽くすと理想に向かうは公務員の場合は別のことなんだな。間違った作戦で現場の軍人が罰せられないのは自分の意思と関係なく作戦が実行させられているところなんだろう。私のように「無理」「無駄」などと上官に言ったものなら、翌年は田舎の出張所に飛ばされることになる。戦争中の軍人ではないから飛ばされて終わりだが、彼らには「死」と同じ意味である。
青春18きっぷが大リニューアル! 3日用が新たに登場も ネットでは「ショックです」「存在意義がなくなった」
というYahooニュース。
私は偉そうに鉄道マニアだとか旅行が好きだと書いているが、青春18きっぷを買ったことも使ったこともない。友人に「18きっぷでここからここまで旅行してきたよ」という話を聞かせられるのだけど、普通に切符を買うより安く旅行できるのだけど、制約が多すぎる。まあ、その制約を考えながら計画を立てるのがこの切符の趣旨なんだろうが。
その下のニュースでひろゆき氏のコメントが記事になっていた。
「青春18きっぷを買う人の大半は18歳ではない。文句をいうのなら普通に切符を買え」みたいなコメントだった。
鉄道の旅行は楽しい。地方の路線や地方の私鉄などニコニコしながら乗っている。そのたびに切符を買うとそこそこの金額になって「うーん」となる。18きっぷの良さはそんなところなんだけどね。