地デジカ」に“対抗”して、アナログ放送とクマをもじって作られた
アナログマ」というキャラクターが出現したそうだ。
完全地デジ化には少なからず批判も出ているのも事実。
政府は何がしたくてかはわからないが、やみくもに推進している。
貧乏世帯には地デジチューナーを配るだとかマヌケなことを言う。
地デジをアナログブラウン管で見るのは本来の地デジの高画質に反するだろう。
デジタルをアナログにして見るのなら最初からアナログの方がよっぽどいい。
と、アナログマは言いたいのかな。
話変わって、
本日の新聞に「エコともったいない」という記事があった。
まだ、使える機器を捨ててエコポイントのついた新品を買うことが本当にエコなのか。
もったいないじゃないか。というもの。
10年前の電化製品に比べて最新の物は50%も消費電力が少ないという。
しかしながら、90年代も終わりの頃は銀行や証券会社がつぶれたりの頃。
この当時はCO2問題や省エネなど多く叫ばれた頃で当時のカタログを見ても10年前の半分とうたっているものが多い。
ということは最新エアコンは20年前の4分の1の消費量なのだろうか。
もちろん答えはノーである。
90年代にはエアコンや冷蔵庫のモーターやコンプレッサーなどの高効率化は行き着いてしまっている。
電気代を家計簿につけている人は調べればわかる。
エアコンや冷蔵庫を新型に買い替えてもそれほど電気代は安くなっていない。
それより便利な機器が増えるほど電気代は増える一方である。
世の中うまくできていて電気器具など10年も使えば壊れる。
もったいないからと修理して使う人もいるが、故障したらこの辺が替え時ではある。
ところがエアコンや扇風機、ストーブなど20年以上もったと言う話も多い。
これは当たり前で季節家電は利用頻度が限られるから長持ちしてしまうのである。
それでも10年15年とたてば故障はしなくてもボタンが取れたり変な音や匂いがすることもある。
そうなったら危険も伴うので買い替えた方が得策である。
と、いうのが本来のエコでありもったいないである。
特定の期間だけ税金を切り崩してバックするから買い替えろと奨励するのは
エコの観点からも、もったいないの観点からも大きく逸脱した方策である。
最初からパナソニックと日立と東芝を儲けさせるために税金を使う、
と正直に言った方がよほど潔い。
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