デアゴスティーニ『週刊 ウルトラマン オフィシャルデータファイル』

デアゴスティーニ『週刊 ウルトラマン オフィシャルデータファイル』
を、一巻だけ購入した。
ウルトラマンや怪獣データにはあまり興味がない。
制作当時、綿密な科学的考証がなされていればそれなりに楽しめるが
怪獣の身長と本編画面で実在の建物との比率の不整合を見るとがっかりする。
さらにベストセラーになった『空想科学読本』でも多くふれられている。
一つ紹介するとウルトラマンや怪獣の体重が何十万トンと記載がある。
身長が40〜50mから計算すると1m当たり1万トン、
我が家のフィギアで測定すると身長45cmに対して平均的な胴の太さは6cm×4cm。
これを比率で計算すると21立方m当たり1万トン。
1立方mは100cmの3乗、1トンは1000kgだから…、密度は2.1kg/cm3である。
これは最も密度の大きい金属の白金が21gであるからその100倍の密度だ。
そんな物が存在するわけがないし、万一あったとしても地球の重力には勝てず
あの細い足で着地した瞬間に地面にズブズブと潜ってしまうだろう。
空想科学読本』を読む前から体重が重すぎるとは子供心(大学生まで?!)
に思っていたが、この本を読んですっきりした。
話が戻って
というわけで、興味があるのは制作秘話。
最後の方に結構書かれていて面白かった。
円谷一が監修はじめた帰ってきた以来の昭和のウルトラマンは興味ない。
ストーリーや怪獣のクオリティが低すぎる。
本家本元のウルトラマンウルトラマンだけである。
ウルトラセブンには独自の世界観があってウルトラマンとは異なる。
それ以降の雨後の竹の子のようなウルトラマンシリーズと分けて欲しいと
感じるのはオッサンの私だけか?

書店で購入したとき「おっ!」と言ってしまったのが写真にある袋である。
専用ファイルがつくために発売元が書店に配布したもの。
ちょっと得した気分になったのも、私だけか?
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