カレンダーと万博


来年のカレンダーがまた一つ、雑誌の付録だ。
年賀はがきも購入したし、いよいよ年末だということだ。
もう一つ
驚いたニュースは大阪万博が決定したとか。
一部の人達が入れ込んで盛り上がるのはいいが
外国で大阪と決めたことが興味深い。
ここ数年の日本観光の波が広がっているということなのか。
1970年の高度成長期ならもしくは1985年のデジタル技術がこれから
というときなら、それはそれで行ってみようかとなるが
これだけの多種多様な価値観の時代に一つのイベントで人を集められるのか。
さらに決定までの招致費用35億円だそうである。
オリンピックに数千億円、その数年後の万博で同等の支出が見込まれる。
騒いでる人たちの大半が転がり込んでくる経済効果を期待している金の亡者。
一部の人達の娯楽のために約100万人の1年分の基礎年金と同等額が支出される。
計算では国と地方で7割弱とのことだが。
数万人分の労働者の年収が特定の娯楽で消えてしまうのはなんとも。
国民の安全とか行政サービスに使われるべきなんだけどね。
もう一つ
1970年万博でシンボルとして岡本太郎太陽の塔
小学生だった私にはあの価値などわかるはずもなかったし
多くの人達も「何だこれ」と思ったことだろう。
ところが、10年20年と時間が流れてもあのデザインは古臭く感じないどころか
価値が上昇してきたではないか。
岡本太郎岡本太郎を抜擢した担当者の先見性には驚くばかりである。
目先の金儲けばかり考えている奴らには太陽の塔は作れない。

老人踏み間違い事故

珍しくもないのだけど老人の起こした交通事故ニュースが連日。
道の駅にクルマが突っ込む。
加害者も被害者も全員75歳以上だった。
学校裏の崖からクルマが落ちる。
70代老人が大学生の孫の送り迎えの途中。
昨日は街なかで暴走、美容院に突っ込む。
勘違いでなければプリウスが多いような。
認知症の老人はプリウスがお好きなようで。
昨日の一件は、直前に接触事故も起こしていたとか。
となると、逃亡の末の致傷事故、罪は重い。
家族からも返納の話は出ていたそうで、すでに兆候はあったのかと。
買い物や通勤で前のクルマが異常にゆっくり走っている。
安全運転の域を超えて後ろには渋滞を作り、蛇行している。
バイクなので信号で停まったときに横に行って運転席を見ると
老人の場合は、口を開いて息をしていて視線は泳いでいる。
ゆっくり走るのではなくて普通の速度で走れないのだ。
老人以外の場合は9割以上がスマホを左手に持っている。
これじゃ危ないよなあ。
警察はゆっくり走ることを推奨しているが
現実はゆっくり走っているやつが一番危ないわけで。
話が戻るが
老人に対しては免許更新時などにそれなりの嫌がらせをしているが
もともとがあんな検査はザルで再び狂気のドライバーを街に放してしまう。
交通課のおまわりさんもじっと隠れて一時停止したのしないのといちゃもんつけて
捕まえることだけが仕事ではない。
街なかにいる怪しい運転している奴らに職質するなどして事故を防ぐべきではないのか。
50キロ制限の道を40キロで走るやつが一番危ない。
それも前との車間も50m以上あけていて。
それも信号が青でもなかなか出ないで。
さらに対向車に大型車が来ると左にハンドルを切る癖がある蛇行運転。
左側のホイールがキズキズのクルマは特に危ない。

ゴーン容疑者、ゴーンショック

ニュースを見ているうちに、末期の舛添都知事を思い出してしまった。
それなりの能力があってのし上がっていったのに
それなりの収入と財産があったのになぜおカネの問題で失脚するのか。
それも他人のカネで贅沢したいというのだ、公金横領とでも言うのだろうか。
偉くなるほどそういう傾向が強くなる。
幼少期に貧乏だった人なのか。
対局に位置するのがよしもと芸人の話。
飲み会の代金は売れていなくても先輩がおごるという風習がある。
それはそれで不条理だが、自分の利益のために横領するより精神的に合理的か。
政治とカネで失脚の話はよく聞いたものだが、大企業のトップがカネの話で失脚とは珍しい。
次に
日産の反旗。
大企業のトップがそう簡単に東京地検特捜部に逮捕されるわけがない。
発端は内部告発、弁護士主導で東京地検特捜部に全面協力で証拠を積み重ねたと言う。
早い話がゴーンは日産から蹴っ飛ばされたわけで。
トップたるものは人を引っ張る能力が必要なんだけど
物理的ではなくて心理的に引っ張る力が必要なんだな。
あまりにも能力がありすぎてメンタルな部分をおざなりにしていたということ。
敵が多かったと容易に想像できる。
次に
日産の筋書き。
日産としてはゴーンを東京地検特捜部に差し出したわけで
それに伴う様々なデメリットについてもシミュレートしていたことだろう。
マスコミに対する対応はほぼ完璧だった。
さらに政府に対しても動きが早かった。
これは単に国交省に対してというだけでなく
ゴーン亡き後のフランスルノーとの提携関係を見据えてのことか。
次に
実るほど頭を垂れる稲穂かな
ゴーン政権でのトップとしての評価と人間としての評価が取り沙汰される。
数兆円の負債を抱える日産のトップになったときは逆風の状況。
それをバネにする強靭な精神力があったはずだ。
万単位のリストラ、恨みを持つ人も多かっただろう。
それを跳ね返す精神力があったはずだ。
ところがである。
黒字経営にして、ヒット商品を出して、販売数でトヨタを抜いて
と、順風満帆の状況になったときの彼の強さは何だったのか。
残念ながら過去の栄光にしがみついて多額の報酬をもらって
ふんぞり返るしかやることがなかったのか。
もし、身近に信頼の置ける部下がいるのなら、そいつが不正なカネの流れを見つけたら
「これはやばいです」と言ってもらえたのだろうが。
裸の王様、だった。
だれも「あなたは裸です」と言ってもらえなかった。
そこにゴーンの不幸がある。
どんなに地位や名誉やお金があっても、幸せにはなれない。

ゆるキャラとゴーン

日産のゴーンが、というニュース。
地位も名誉も才能もおカネも、ありあまる人なのに。
何が彼を動かしたのだろうか。
毎年10億円ももらっているのに数億円が惜しかったのか。
驕れる者久しからず、なのだろうか。
一番ふさわしくない人の逮捕劇となった。
もう一つ
『くだらない』を絵に描いたようなイベントのゆるキャラグランプリ
昨日もNHKニュースで全国の最初の10分を使っていた。
一つに「組織票事件」があったからかもしれないが。
くまモンが優秀だったのは普通のクマさんだからだよ。
ふなっしーが人気なのは、面白いからだよ。
それをわけのわからない完成度の低いきぐるみがいくつも出てきても
何の価値があるというのか。
私の認識が違っているかもしれないが、ゆるキャラに絡んでいる大人たちは
行政に携わっている人たちではないのか。
そうだとすれば血税をあんなものにダダ漏れさせていることになる。
地域の活性化とか経済効果とかもっともらしく言っているが
あんなきぐるみが多少の知名度を得たところで
地域自体に魅力がなければ、経済効果など期待するほうがおかしい。
実際に広報ビデオなど見るとどこにでもあるような神社仏閣、
取って付けたような温泉施設、どこの畑でもとれそうな農作物など
何万円も出して旅行に行こうなどと思えないよ。
おカネを稼ぐことは大切だし悪いことではないのだけど
正しい稼ぎ方をしなければならない。
あんな完成度の低いきぐるみでなんとかなるほど商売は甘いものではない。

70年代の音楽とsongsクイーン

先日のNHKのsongsでクイーンを取り上げていた。
彼らの伝記的映画が公開されたのが発端か。
どちらにしろクイーンは定期的に話題になる。
今回は映画だが、CMで使われたり、ベスト盤が出たり。
番組でコメントされていたとおり。
彼らは前にもあとにも似たようなものを許さない孤高の存在。
新しい音楽だった。
前にも書いたかもしれないが…
クイーンとの出会いは長野の親族の家。
2つ上のイトコが「買ってきたレコードを聞かせてやる」とステレオに。
キラークイーンだった。
天地真理南沙織しか知らない私にクイーンの音楽は異次元。
クイーンの良さがわかるまでには、カーペンターズビートルズ
良さがわかってからのことだったので、実はリアルタイムで
クイーンを貪るように聞いていたわけではなかった。
きっかけとしては90年代にフレディが死亡して、クイーンが盛んにかかった頃。
CMで盛んに使われる頃と一致するか。
言い訳になるが
70年代はビートルズ亡き後の音楽の隆盛期だろう。
ビートルズと同世代のエルトンジョンやストーンズが全盛期。
あの名盤を引っさげてのピンクフロイドELP冨田勲の新しい音楽。
3大ギターリストのイギリスのハードロック。
アメリカではキッスのヘビメタ、
ティービーワンダーやジャクソンズゃEWFのブラックコンテンポラリー
さらにそこから派生した16ビートのディスコ
さらにそこから派生したビージーズドナ・サマーというアメリカ以外の16ビートの音楽。
さらにそこから派生した音楽が強い映画。
カントリーやフォークからもイーグルスやオリビアまで。
クイーンの偉大さに気づくのに時間がかかったのも仕方ないだろう。
さらに日本人には
70年代には吉田拓郎井上陽水というとんでもない天才が出てくる。
さらにかぐや姫オフコース、アリス、さだまさし荒井由実、チューリップなど
現在の音楽の基礎を作る偉大な才能が開花していた。
今はスマホやパソコンでテレビ・ラジオ以上の莫大な情報を得られるはずなんだけど
ネットから飛び出したスターはピコ太郎ぐらいだ。
ようやくFM放送が始まった70年代。
カセットテープやラジカセが普及しだした70年代。
どこにこれだけの音楽のエネルギーがあったのだろうか。
もう一つ
クイーンを見たあとなので「Jewels」でも聞こうかと思ったが
11月の下旬となればあの時代を生きた私にはユーミンのアルバムかな。
というわけで、ユーミンのベスト盤を聞きながらブログを書いている。

ディズニーランドネタと北九州のスペースシャトル解体


朝日新聞より。
スペースワールドが廃業というのも驚いたが
さら地にするにはシンボルでもあったスペースシャトルを解体しなければならない。
譲渡先も見つからずスクラップにされるそうだ。
実物大のスペースシャトルなどアメリカにいかなければ見られない。
そんな貴重な模型なんだけど、その価値など分かる人など北九州にいないのだな。
本当に残念だ。
私が現地で撮影したものもアップしておこうか。


もう一つ
ディズニーランドが最近話題になっている。
昨日のニュースは11時間待ちというもの。
いろいろ理由はあるだろうが、あんなものに11時間も時間を使うのはいかがなものか。
どこかの番組で「写真撮るだけなら今日でもいいじゃないか」といっていたそうだが。
夢の国、などと浮かれている大人たちには届かない理屈だろう。
私が好きだという飛行機は、1時間で2000キロ進むことが出来る最先端の機械だ。
ディズニーランドにも最先端の技術はいくつもあるのだけど
多くの人が好んで並んでいるのは一体数十万円の中に人がいるきぐるみではないか。
などと他人の趣味が理解できないと悪口言うのは野暮だな。
もう一つ
そのディズニーランドのきぐるみに入っている人が○○ハラスメントとか
労働条件とかで訴えたというニュース。
そもそも夢の国に就職したのである。
多少の不条理で文句を言うものではない。
最初から現実の国の企業に就職すればいい。
多分この人達は、結局ハラスメントだの残業だのと文句を言うに違いない。
本当の夢の国は自分で企業を興すことだろう。
自分の思い通りに夢を構築すればいい。
ただし、多くの企業成功者は這いずり回って寝る間も惜しんで仕事をした結果。
誰かにひどいことを言われたとか、残業が多いとか言っていては自分の会社はすぐに倒産だな。

徳島市長新聞コラム盗用事件

過去のコラム2本でも赤旗日本経済新聞の記事と酷似した部分があることが分かった。
市長は「記憶が定かでない。考えが一致していて、無意識に使ったのかもしれない」としている。
というニュース。
私も多少なりとも文章を書くのを仕事としている。
自分の意見なのか他人の意見なのかははっきりさせなければならない。
自分と同意見の場合でも「コメンテーターが」という形で表現している。
自分で見聞きしたこと、取材したことでなければ
他人の著作になる、という意識が欠如している市長だ。
まるでディズニーランドもどきをつくる中国人と一緒だ。
残念なことだが、全国に市長町長と選ばれた人の中で
少なからず信頼できない人材がいるのも事実。
地域にそれほど優れた人材がいるとは思えないのである。
とくに選挙となれば、勤め人はダメなわけで。
代々の政治家という家系ではない限り、選挙に出られる人材は限られる。
今回の市長のようなとぼけた人がいるのも仕方がない。
その上、「記憶が定かでない。」というのだから脳に障害のある人が
市長をやっているということになるわけで。
こんな形骸化した民主主義なら中央官庁の役人のほうがまだマシと。
財政が、と二言目にはいうのに選挙費用はちゃんとある。
民主主義や選挙をすべて無駄だとは言わないが
徳島の市長に限っては「無駄」だと思わざるを得ない。

auの3G通信「CDMA 1X WIN」、2022年3月末に終了

ついに来るべきときが来た。
スマホの普及が本格化した数年前に最後のガラケーと新品を購入、
それも嫁さんと同時に同型。
今年に入って電池のもちが悪くなってきたなあ、と思っていた。
ネットは格安スマホなのでガラケーは通話のみ。
通話のみなら1000円の無料通話で月額980円。
やめるにやめられなかった。
この最後のガラケーを購入してからしばらくして
auは3G通信「CDMA 1X WIN」の新規、機種変更のサービスが終了。
乗り遅れた母親のガラケー機種変更はスマホ電波を使ったガラケーになってしまい
月額費用は倍増してしまった。
というわけで、auガラケーとの付き合いも22年までか、
次の2年縛りの終了までか、という選択になる。
長年の付き合いなので、auスマホという選択もあるのだろうが
シムロック縛り、格安シムとの適合性など悪い話を聞いているので、手を出しにくい。
CDMA 1X WINユーザーには特別プランを作って月額1000円を維持してほしいのだが
客単価が1000円台では会社が維持できないのだろう。
通話料も含めて1000円台のライトユーザーは格安シムへ流れていくしか無い。
そもそもがライトユーザーは大手キャリアの眼中にない、
月に1万円近く払ってくれる、ついでに10万円近い端末を購入してくれるユーザーが大切な訳で。

幸福を呼ぶ習慣

gooヘルスの記事を読んだ。
1)毎日22分の運動をする

2)笑顔をたやさないこと

3)人に親切にすること

4)瞑想をする

5)旅行を計画する

6)睡眠を十分にとる

という内容だった。
詳しくは元ネタを。
肥満の運動嫌いの私には毎日運動というのはハードルが高いが
それ以外のネタについては大なり小なり習慣化しているかなあ。
瞑想も定義にもよるが、こうやって考えを文章にするのも一種の瞑想か。

睡眠を十分、というのも定義にもよるが
最低限の睡眠は確保しているのでプラマイゼロかな。
旅行の計画は確かに楽しい。
ついでに嫁さんと仲良くというのも。
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バス運転中に意識を失う

最近よく聞く事件である。
今日は東海地方で起こった。
人手不足で運転手の負担が大きい、などは言い古されている。
そもそも身体に負担のかからないちょうどいい勤務などこの世にない。
誰もがしんどい思いをして働いているわけで。
問題にのは運転中に意識を失うような人材を雇っている会社だろう。
運転中に意識を失うような人だから職を転々としているのではないのか。
人手不足の小さな会社は免許があれば採用、となるわけで。
余談だがニュースを見るとさらに興味深い。
このバスはミステリーツアー御一行様。
乗客たちの適切な処置で誰も怪我をせずにバスを止めた。
バス会社は事故の後、代わりのバスを用意して御一行様は予定通り
旅行を楽しんでいるという。
もう一つ
杉並区のクリニックが検診の異常を見落とし、女性が肺がんで死亡した
というニュース。
今日のニュースは続報でさらに見落としの患者が複数いるとのこと。
業界の人に聞くと検診の医師がそもそも怪しいという。
ちゃんとした医師なら自分で開業しているか、病院に雇われているか。
定年になったり何かで病院を出てしまった医師が検診にあたるとか。
杉並区では医師の研修会を行うと言っているが
研修しなければ画像診断できない医師が検診していたわけで。
上記2つのニュースは「緩叙法」といえなくもない。
バス会社は運転手の健康診断や乗務前検査をちゃんと行っているという。
ところがそれはシステムの話で、本当に検査や診断が適切であれば
運転中に倒れるような事件は起きないはずだ。
検査をしているのが杉並の医師とすれば妙に話がつながってしまう。
ちゃんと検査をしている、
というのは法的、システムの上での話で本質ではないことになる。
見過ごされて、乗客の命が奪われたり検査を受けたのに肺がんで死亡している。
反対の反対は賛成なのだ、とバカボンのパパが言っていたのを思い出した。