先日のNHKのsongsでクイーンを取り上げていた。
彼らの伝記的映画が公開されたのが発端か。
どちらにしろクイーンは定期的に話題になる。
今回は映画だが、CMで使われたり、ベスト盤が出たり。
番組でコメントされていたとおり。
彼らは前にもあとにも似たようなものを許さない孤高の存在。
新しい音楽だった。
前にも書いたかもしれないが…
クイーンとの出会いは長野の親族の家。
2つ上のイトコが「買ってきたレコードを聞かせてやる」とステレオに。
キラークイーンだった。
天地真理や南沙織しか知らない私にクイーンの音楽は異次元。
クイーンの良さがわかるまでには、カーペンターズやビートルズの
良さがわかってからのことだったので、実はリアルタイムで
クイーンを貪るように聞いていたわけではなかった。
きっかけとしては90年代にフレディが死亡して、クイーンが盛んにかかった頃。
CMで盛んに使われる頃と一致するか。
言い訳になるが
70年代はビートルズ亡き後の音楽の隆盛期だろう。
ビートルズと同世代のエルトンジョンやストーンズが全盛期。
あの名盤を引っさげてのピンクフロイドやELPや冨田勲の新しい音楽。
3大ギターリストのイギリスのハードロック。
アメリカではキッスのヘビメタ、
スティービーワンダーやジャクソンズゃEWFのブラックコンテンポラリー
さらにそこから派生した16ビートのディスコ
さらにそこから派生したビージーズやドナ・サマーというアメリカ以外の16ビートの音楽。
さらにそこから派生した音楽が強い映画。
カントリーやフォークからもイーグルスやオリビアまで。
クイーンの偉大さに気づくのに時間がかかったのも仕方ないだろう。
さらに日本人には
70年代には吉田拓郎、井上陽水というとんでもない天才が出てくる。
さらにかぐや姫、オフコース、アリス、さだまさし、荒井由実、チューリップなど
現在の音楽の基礎を作る偉大な才能が開花していた。
今はスマホやパソコンでテレビ・ラジオ以上の莫大な情報を得られるはずなんだけど
ネットから飛び出したスターはピコ太郎ぐらいだ。
ようやくFM放送が始まった70年代。
カセットテープやラジカセが普及しだした70年代。
どこにこれだけの音楽のエネルギーがあったのだろうか。
もう一つ
クイーンを見たあとなので「Jewels」でも聞こうかと思ったが
11月の下旬となればあの時代を生きた私にはユーミンのアルバムかな。
というわけで、ユーミンのベスト盤を聞きながらブログを書いている。