東日本震災の記憶があるからこりゃ大変だと思う、のだけど。
人命を奪うような津波は3m程度以上になるだろう。海岸にいればアウトだが海岸から離れていれば命の危険はない。3.11は10mを超える大津波で平地なら内陸5kmまで進んでいった。岩手、宮城、福島の大津波は震源から100km200kmだった。津波の被害が出たのは青森、千葉まで、震源から半径300から400kmだった。今回のカムチャツカの震源は根室から1500kmえりもから1700km三陸からは2000km離れている。チリ地震津波の例もあるから安心とは言えないが、ちょっと騒ぎ過ぎではないかな。海沿いの市町村に通達すれば済むことで、悪質なマスコミが期待する3.11の再現みたいな映像は撮れないよ。
さらに予測では最大3m、あくまでも最大の設定であって3mの津波が来るわけではない。さらに3.11以降津波観測予測の技術は向上していて当時よりもそこそこ正確になっている。海岸線以外の地域の人にまで全テレビ局体制でというのもなんだなあ。お昼ごろに書いた。
夕刻になった。
驚いたことにまだ津波警報は出たまま、なんと東海道線や横須賀線が止まっている。東海道線は海岸より内陸を走っているところがほとんど。小田原より先もそこそこ標高の高いところを走っている。江ノ電は海岸線を走っているから仕方ないが。
世の中を斜めに見る私は仮説を立てた。
実はこれは誰かが仕組んだ壮大な避難訓練ではないかと。3.11は過去に津波被害を受けたことがある地域での大被害。ところが東南海や関東地震で想定される津波に対してこれまで無防備だし大規模な訓練もやっていない。2000km彼方の地震ではあるが利用して避難訓練してみようじゃないか、となった。
検証1 総理大臣
たいていは災害が起きると災害対応のユニフォームに着替えるが平服のまま。会見もしない。
検証2 羽田
東京湾でも津波を確認としているのに海上空港の羽田は平常運用である。なぜか仙台空港だけアウトになった。羽田より仙台のほうがよほど海から遠い。
検証3 テレビ
ずっと何も疑わずに危険ですと言い続けている。誰もちょっとおかしいのではとならない。電車が止まってあれだけの人が駅周辺などに取り残されているのである。ひざほどの高さの津波に対して数百万人の避難と数百万人の帰宅難民というのはおかしいと誰も思わないのがおかしい。
検証3 去年の教訓
去年の夏の地震騒ぎでほんの1週間程度の注意喚起で米騒動が起きて大変な事になった。滅多なことは言えない。でも注意喚起は必要という事情がある。
昨日、宮城の鳴子ダムの貯水率が0%になったというニュース。私も何度か行ったことがあるが、温泉や田園や高原地帯があるいいところだ。鳴子ダムは思ったほど大きなダムではなく雨が少ないと減りが速く、一雨夕立があればすぐに一杯になる。さらにわざわざ離れた田んぼに行って「田んぼに水がありません」とあぜ道で絶叫しているバカレポーターを見ると悪意すら感じる。つまりおコメが取れないと叫んでまた米騒動を起こしたいとしか見えない。