年末はユーミン

70年代から90年代まで、年末にユーミンのアルバムを購入していた。
90年代から2010年代まで懐メロとしてのユーミンを追いかけていた。持っていたレコードをすべてCDに買い直した。そして、2010年代からのベスト盤はすべて購入した。何より心をくすぐったのがデジタルリマスタリング、あの頃の感動をもう一度ということだな。
ベスト盤もついにネタ切れ、今回は現代アーチストによるコラボアルバムということ。ユーミンは決して歌がうまくない。ただしあの独特、唯一無二の声が良かったというファンは多い。でもやっぱり歌の上手な歌手にドハマリの懐メロを歌ってもらいたい。今回の目玉はYOASOBIの中央フリーウェイだそうだ。

tarakoちゃんの歌には惹かれる。ところが群青くらいしかちゃんと聞いたことがない。というわけで動画サイトで視聴した。音声はデジタル出力して7chオーディオである。動画サイトは4k画質、音質も画期的に良くなっていることにびっくり。
というわけで今話題のアイドルをフルコーラス初めて聞いた。すごく良かったかどうかはもう少し時間をおいてから評価しよう。

NHKニュースでは不登校の子供が30万人いる。だけでなくそのうちの7割近くが年収200万円以下の貧困家庭だという。昨日の田中角栄も然り、立身出世の人たちの生家はたいてい貧乏である。早々に東京に出て働いている。私もどちらかといえば貧乏な家柄、けちくさいと言われて嫌われる。大学を出て地方公務員になったがあの頃の公務員の給料は酷いものだった。結局家柄通りの中所得者となったわけで。あれだけ勉強して、嫌われ者で友人もできず、何度となくテストを受けてなんとか地方公務員。金持ちならこんなに苦労も嫌な思いもしなくても生きていけるのに、貧乏だから仕方がないと我慢してきた。それなのに家は貧乏の上学校に行きたくないというのはいかがなものか。本当に精神的な病気という人もいるだろうが、今は「学校が嫌だ」というと行かなくてもいいシステムを無責任な大人が作ってしまった。家が貧乏だから人より勉強して、なんていうのは古いのだろうか。
他人の子供だから「行かなくてもいい」と言うならまだわかるが親の立場で「行かなくていい」なんて言えない。と考えるのは昭和だからか。