昨日と今日、実際に月を見上げた人は気づいただろうが、近くに明るい星。土星と月が接近していた。昨日も今日も微妙な距離感で、近くにいるなあくらいの感じだった。
さて、今日のニュース
JR東日本は21日、2022年度の利用者が少ない地方路線の収支を発表した。千葉県内を走る4路線5区間を含む34路線62区間の全てで収支は赤字だった。内房線館山―安房鴨川間（33・5キロ）は12億4300万円、外房線勝浦―安房鴨川間（22・4キロ）は12億2200万円のいずれも赤字だった。
というニュース。
多くの人が感じていることだが、廃止したほうがいいだろう。利便性が悪いから誰も利用しないわけで。最近の千葉県内の高速道路の発達は目覚ましい。駅から遠い??シーワールドに電車で行く人も少ないだろう。
そして多くの人が感じているか分からないが、JRにはまだ親方日の丸気質がある。安房鴨川を挟むこの路線で最近ニュースを見聞きしたことがあるか。彼らは何も努力していないのである。ただ定時運行しているだけ。それは赤字が社員の給与に反映されないから。同じ千葉県のローカル私鉄は涙ぐましい営業努力をしているのだよ。銚子電鉄などせんべいを売ってなんとかしているわけで。
実は外房線も内房線も勝浦や館山といった観光地は点在するが車窓の景色はいまいち、ほとんど田園地帯や山の中を走っている。さらに東京から近くて、もしくは千葉県のベッドタウンから近くて旅行のありがたみが薄い。ホテルとセットでグルメ列車などを仕立てるしかない。千葉支社にやる気があればだが。
