岸田総理「増額認めない」大阪・関西万博の会場建設費めぐり


先程同じ時刻に撮影した月、片方はプログラムオート、片方は飛行機撮影で使うシャッタースピード1/800で撮影した。どっちがどっちだか私もわかっていないが風合いの違う月になった。

実はまだこんなに明るい時刻だ。
新しいカメラが少しずつ馴染んできている。実感がある。

岸田総理「さらなる増額認めるつもりない」大阪・関西万博の会場建設費めぐり
というヤフーニュース。
最初のうちはなんとしても成功させたい、という強い言葉だったが世論の風に簡単になびいて今回の発言になった模様。先人の知恵を何も学習していない。安倍政権の成功体験だけでなんとかなると思っていたのだろうか。批判を浴びている減税論も変わりそうである。簡単に増税だの減税だのと国会で数の論理で決めてしまうが、実は税務署の人たちは大変だそうで、新しい税法が決まるたびに徹夜が続くとか。さらに後ろにいるシステムエンジニアも同じ。確定申告時期にシステムダウンなんて事になったら切腹ものである。無責任なトップの下にいる人達は不幸だ。
そもそも大阪万博なんて誰が考えたことなのか。あの1960年代後半の夢よもう一度と思ったのだろうけど。大阪万博のほんの1年半後、オイルショックで泥沼にハマってしまうことになる。
それを言うなら、オイルショックから立ち直るのに10数年かかった。バブル景気。これも1990年代はじめに弾け飛んで『失われたウン十年』となった。アベノミクスで株価が2万円3万円となってはいるが本当に私らは豊かになっているのか。

再開発の沼
NHKでも民放でも取り上げられるネタとなった。昨日のNHKは良かった。
再開発でタワマンがいくつか建設された地域、人口は増えて税収も増えたと言うが、近くの小学校や病院がパンクしているそうだ。子供や医療を犠牲にしてまでマンションに住みたい理由は何なのか。若い人たちにはわからないのか、私のように経験を積んだ高齢者にしかわからないのか。
まだ3.11から10年ちょっとしか経っていない。災害が起きたときにタワマンほど困ることはないだろう。タワマンで良かったと思うとすれば3.11のときに経験したような20mの津波が襲っても水没しないことぐらい。ただし下層階はだめだし電気施設が水没すればライフラインは一戸建てより復旧は遅れる。そして毎日登山のような階段の生活になる。
もう一つ、神宮外苑の再開発のネタ。
なにやらユネスコなる人達が異議を唱えているというのだが。実は、ユネスコにもピンキリがあるみたいで。その日本にあるユネスコの再開発見直し論もじっくり聞くとあまり理論的ではない。

自然を大切に、というのだけど、皇居も明治神宮も人工の自然である。皇居は400年前は湿地、明治神宮は100年前は原っぱだった、、はず。そもそも都市圏に住んで、電車や自動車を毎日使い、どこで採れたかわからないお刺し身を食べている人たちに「自然」を軽々しく言ってほしくない。