私をスキーに連れてって

主人公と私はほぼ同い年、設定ではモテないダサイサラリーマン。
私は当時まともに感情移入、私の青春の映画である。
年末にBSでやっていたのを録画、最近見た。
当時はユーミンの音楽、バブリーなライフスタイル、スキーの用具、クルマなどに着目していたが、改めて見ると新しい発見。モテない男に女の子を紹介するという文化である。主人公に友人たちはいろいろな女の子をくっつけようとしている。くっつけられる女の子たちに変な後ろめたさのようなものもない。あっけらかんとしている。
まだインターネットやSNSが無かった時代である。こういうおせっかいがなければ知り合う機会など限られていた。
ぜんぜんモテない私に友人たちはいろいろ女の子を紹介してくれた。場所は飲み屋かスキーツアーだったのも一緒だな。
今の嫁さんとは、知り合ったのは自力だったがスキーがきっかけでというのは一緒。
セリカGT4は買えなかったが、4WDハイラックスを購入することになる。
さらに、親との関わりもあって長野に別荘を買ったのもこの頃。おしゃれなパーティーではなかったが、スキーシーズンには仲間が集って飲み会していたっけ。
この映画のお陰で友人が少ない私がスキーでワイワイ楽しめたり、嫁さんをもらえたり。
そんな思い出の映画を、久しぶりに見てしまったわけだ。今日は関東地方も冷え込んだ。寒ければ寒いほど心温まる映画なのである。
ちなみに40過ぎたあたりでスキーをやらなくなった。50過ぎたあたりで別荘を手放した。当時は原田知世よりかわいかった嫁さんはずっといる。
当時の画像、なんたって昭和である。