大雪翌日

テレビでは大外れした天気予報は知らん顔してスリップ事故や人が転ぶのを楽しそうに報道している。道路が多少白くなるところがノーマルタイヤの限界。坂の多い首都高やそういう地域に雪の轍ができるほどの積雪なのにノーマルタイヤで突っ込んでいく度胸は私にはない。
本当に残念なのは11月の終わりにハイラックスを売却してしまった。ハイラックスがあれば楽しく雪道を走ったのだけど。バブルでRVが流行った頃、ハイラックストラックに乗っていた。オールシーズンタイヤでスキー場近くの標高1500mくらいスイスイ登っていった。(とは言っても運転は大変だったが) 特に積雪直後は4WDは楽しいのだが翌日のツルンツルンの道ではチェーンも効かない、そんな急坂を運転するのはいろいろな知識と技量が必要だ。最近のオールシーズンタイヤはスタットレスにはかなわないにしても4WDならたいていの道は走れる。最近のクルマはたいていアンチロックブレーキがついているしある程度の対策と技量があれば事故は防げる。
とは言っても夏タイヤの私のクルマを走らせる気はまったくない。

昨日の夕刻、朝に子供のはしゃぐ声が聞こえる。雪だるまが作れるくらいの積雪は関東では4年ぶり。6歳以下の子供は初めて見る雪ということだ。数年に一度の積雪だと成人するまで数度の経験しかないわけで。そりゃあはしゃぐわなあ。
免許をとって10年でも雪道を走るのは2回、3回。関東は大した積雪にはならないし降ってもすぐに溶けてしまうため、雪道も走れるという悪い成功体験が都会の交通障害を起こすわけだ。
テレビで雪道の歩き方を馬鹿丁寧に説明していて「アホ」と思ったが、上記の通り経験値の無い人が大半なんだと気がついた。