77年頃の広告である。
4WDといえばジープという時代にスバルはバンやセダンに4WDを搭載してきた。
腰高のデザインは最低地上高を稼ぐには都合が良かった。
カッコ悪いのだけど、雪国の人たちには選択肢が無かった。
それまではランクルやジープだったのだが、普段使いという実用性には欠けていたから。
この時期から「私をスキーに連れてって」時期まではスキー場での送迎はほとんどレオーネバンだった。
販売店ネットワークが極めて悪いスバルでは地元の修理工場を代理店にした。
地方を走るとスバルという看板のある修理工場が多い。
80年代に入るとアウディをかわきりに国産でも4WD乗用車が増えていく。
セリカやギャランのようにスポーツ4WDも登場。
ハイラックスサーフ、パジェロのような軟弱クロカンも登場してバブルに華を添えたね。
今となっては、雪国の足は4WDの軽自動車になっている。