苦労をされた方ごめんなさい。

ニュースで何度か見たのが
「海外旅行で家族が、もしくは家族全員がコロナに感染。現地で足止め」というニュースである。
どこのお店にもアルコールが置かれ、ほぼ全員がマスクをしている日本で毎日20万人が感染し数十人が死んでいるのである。そんなときに何を信じて家族で海外旅行に行こうと思ったのだろう。さらに足止め隔離の費用が10万円とか。当然外出禁止でずっとホテルの部屋にいたとか、食べ物が海外の宅配ということでかなりひどかったとか、当然会社に弁明の電話もしただろうし、帰国してから友人との談笑ではおおいに役立つネタではあるが。
冒険という旅もあるわけで。スリルやちょっとした危険を味わうのも楽しい。ただねえ、この時期に家族で海外旅行というのがいかにも能天気でバカっぽいのである。コロナウイルスが蔓延しているところに家族で飛び込んでいって見事に全員感染というのはスリルになるのかな。

最近の水難事故は海より川のほうが多いそうだ。ニュースを見ていると川で流されて死亡というのが確かに目につく。やんちゃな中高生が遊んでいて溺れたというのが一般的だったが最近は両親と遊びに来ていた子供が死んでいる。なぜ家族で川に、というところでキャンプやBBQが出てくるわけだ。ここで何度も川でキャンプする人たちの文句を書いている。指定地域以外のキャンプや火の扱いを禁止しないかなあ。

古い映像を見ると昭和30年代までは一般ごみを平気で川に捨てていた。鉄道でもトイレの汚物はそのまま線路に落としていた。東京五輪の前から街をきれいにという行政の活動が始まる。昭和40年代までのドラマではタバコの吸いがらは道路に捨てていたね。今となっては郊外の私の街でゴミ拾い運動をしてもゴミ袋がいっぱいになる班などない。ところが、BBQキャンプや海岸などではまだ昭和なんだね。
子供の命と引換えのBBQとはどんな魅力や達成感があるのだろう。