コロナ禍のGW終盤 

この4日間、食っちゃ寝を繰り返している。
確実に太るだろうな。コロナ太りである。
さて、コロナしかないニュースから。

札幌で五輪マラソンテストマッチ
開催側にはいろいろ理由はあるのだろうけど、関係者以外は99%の人が「なぜこんな時期に」と思うわけで
まだ政府がやるやるといっているのに補助金を多量に受け取った地方都市が「やめます」とは言えないのだろう。
やるやる詐欺、だな。

インドからの帰国者が死亡。
この50代の男はあえてパンデミックのインドから帰国した。
しっかり陽性だった。そして、隔離中に死んだ。
「俺は平気」と帰国しようと思ったのか。それとも悪意があったのか。
結果としてはなんの弁護もできない愚行だった。
この時期になぜインドに行こうと思ったのか。
そしてなぜ今インドから帰国しようと思ったのか。
何に対して命をかけたのか。

高速道路で渋滞
観光地も所によってはそれなりの人出だったそうで。
近場ならいいだろうとか、アウトドアならいいだろうとか、言い訳しながら旅行を楽しんでいる。
私もこの1年半の間に何回か旅行をしたので他人のことを言える立場ではない。
しかしながら、言い訳を考えるのならまず人混みには行かないことだ。
テレビに「混んでいる」と映るようなところへ行く、混雑に入るというのは間違った感染対策なんだ。言い訳できない。

「山梨モデル」に注目
山梨県でのコロナ対策方法、と注目されているのだけど、実際どんなことかと確認してみると普通の人が思い浮かぶようなルールの羅列だ。
政府や全国の自治体がこの1年何もしていなかったに等しい。
公務員たちは遊んでいたわけではない。次から次に情勢が変わるコロナに対して対処するのに懸命だった。
ただし、どうすれば感染を防げるのか真剣に考えてはいなかった。
「対策しています」を飲食店に自己申告させて安全ステッカーを配ったという話がすべてを物語る。
そして、飲食店には協力金をばらまいたが、それに関わる卸売、観光地、交通には知らん顔。口先だけのコロナ対策など誰も聞く耳を持たない。だから高速が渋滞しているのだ。

多摩川、水遊びの男性溺死 川崎市、仲間とバーベキュー
20歳の若者が禁止されているBBQに尊い命をかけたということだ。
もっと正しい行動、正しい生き方があったはずなのに。
一緒に楽しもうとした仲間10人はこの後の60年の人生、死んだ仲間の亡霊を背負って生きるのである。
死ぬまで人の命の重さを背中に感じながら過ごすのである。

テレビでコロナに感染した芸能人が「自分のことより家族や仲間に感染させたらと思うと…」と辛さを語っていた。
どこで感染したのか全くわからない、と言っていたが、もし本当にわからないのならコロナ禍でのあなたの行動はすべてが間違っていたということだ。
9割がた飲み会か会食でうつされたのだろうけど、言わないよね。
つまり身に覚えがあってもなくても間違った行動ということだ。