小田急 50000形 VSE の引退

ここ数十年でも名車中の名車と思われる小田急 50000形 VSE の引退が発表された。基本的に老朽化、対応年数消化となるのだろうけど、なんとも、である。
一番の理由が次世代のロマンスカーが大したことないのである。せめてVSEが近い将来なくなるというのなら新型VSEを生み出しても良かったくらいである。小田急の経営的センスを疑う大事件であった。
さらに記事を読むと「連接台車」について書かれていた。汎用性がまったくない連接台車の車両はやりくりが難しい。結局普通の台車の20m車両のほうが地下鉄乗り入れなどで使いやすいということなんだろうけど。
先程書いたようにロマンスカーは広告塔であって特殊でレアなほどいいのである。連接台車の実用化の功績は大きい。この広告効果があってのロマンスカーであって通勤電車のような性能を誰も求めていない。小田急の経営的センスを疑うのはそこなのである。見栄えが良くて豪華な雰囲気で非効率なものほど価値が見いだせる。そこがわかっていない。ロマンスカーなど1日10本20本の世界、赤字でいいのである。

東京でコロナ感染者が1週間以上増え続けている。40人だそうだ。先月末からずっと30人以下ですと続いていたがオミクロンの発生から増加に転じた。オミクロンが直接どうこうではなくて、増えているのである。アホが「アメリカでは、イギリスでは」と大きい数字を出して「日本はまだ」とたかをくくっている。
今回のオミクロンの怖さは、あれだけ感染対策されていると思われる飛行機内で感染しているということだ。ほとんどの人がマスクをしているだろうし大声で話もしていないだろう。なのに感染するというところが怖いのである。今回の政府の対策は前政権に比べれば迅速で今の所安心して見ていられるが、感染者を取りこぼして市中感染となったときの爆発力はアメリカやイギリスの例でわかる。
飲食や観光や旅客の業者には大変申し訳無いが、行動制限で外国のような爆発を抑える必要がある。
ホテル旅館や飲食などの施設では涙ぐましい感染対策をしているわけだが、この時期海外旅行したりアフリカから帰国するような凶悪な奴らに対抗できる手段はない。