外国人が東京の「鉄道表記」難しすぎ

昭和の頃が一人の人間が理解できる鉄道路線の限界だった。
千代田線が6000系という新しいデザインでデビュー。
有楽町線がそれに続いた。
東西線が中野西船橋総武線と平行に運転。
日比谷線東武線に乗り入れ埼玉県まで。
中央線総武線複々線で快速運転、御茶ノ水から錦糸町までが難しい。
ところがである。
平成の終わりになると東急渋谷駅がなくなった。
東急には始発駅なるものがなくなった。
湘南新宿ライン上野東京ラインの開通でわけのわからない遠く離れた終着駅になった。
難問は大江戸線、始発駅と終着駅がよくわからない6の字運転。
青砥駅田園調布駅などでは方向幕や車両を見ているだけでは何線に乗っているのかわからない。
西武所沢で元町・中華街行きというのに乗ったとはどこへ連れて行かれるのかと思った。

というわけで、外国人がわかりにくいというのはアタリマエのこと。
日本人でもよくわからないのだ。
とれだけ表記に工夫したとしてもあれだけ入り組んでいる鉄道網をわかりやすいとは絶対にならない。