10月14日は「鉄道の日」

10月14日は「鉄道の日」。1872(明治5)年の鉄道開業の記念日だ。
今となっては一部のマニア以外は「へえ〜」なんだけど。
私が子供の頃「鉄道100年」という大イベントがあった。
鉄道100年という節目の年以外にもいくつかポイントがあったのだ。
その1 山陽新幹線岡山開業
1964年より新大阪までだった新幹線が初めて伸びたのであった。
その2 SL
昭和30年代に国鉄は近代化計画を発表。
その中に蒸気機関車を十数年以内に撤廃する、という計画があった。
そして、なんと計画通りに73年までに全廃してしまった。
この頃SLブームで各地でのさよなら運転にマニアが集結していた。
その3 103と113
首都圏は右を見ても左を見ても103系113系であった。
今のように銀色の車体にラインカラーというのと違って
車体全体がうぐいす色やオレンジ色であった。
とっても綺麗で見やすい。
冷房化やATC化も進んでいる頃だった。
総武線の複々線化が完成したのもこの頃だったか。
その4 L特急ブルトレ
特急は全て国鉄カラーであった。
都心から出発する特急はL特急といって、1時間に1本で1日13本近くあった。
上野は東北、上越信越常磐への特急が1時間に5本以上発車していて賑やか。
さらに東京からは西に、上野からは北へのブルトレが全盛時代。
夢の様な時代だった。
1972年の出版ではないが近い時代の本を見つけた。



その5 1972年10月14日
新聞は別冊で鉄道100年の記事。
雑誌も鉄道特集だった。