オリビアを聴きながら

オリビア・ニュートン・ジョン次元大介の声優が死亡したというニュース。
次元大介小林清志89歳だそうだ。
私ら世代は小学生ぐらいのときにルパンアニメが始まったジャストミート世代である。最初は土曜日だったかな、その後夕方に再放送だったかな。とにかくずっと見ている感じがする。サザエさんと一緒で声優が変わると「ちょっと違うなあ」と違和感、ところがルパンシリーズは変わっても気が付かない程度にうまく切り替わっている。ただし、次元の声は変わってほしくなかった。
ところがである。小林次元の声が最後の方では違っているんだよね。声がかすれていて声優が変わったのかと思っていた。実際はその逆、声がかすれるまで小林がやり続けたということだ。声優にとって声は命、それができなくなったのだから勇退はやむなし。そしてその命はそのまま小林の生命の終わりでもあったわけだ。89歳まで現役でいられたなんて素晴らしいことではないか。

オリビア・ニュートン・ジョンは私が小学生の頃にデビューしている。実際私が聞くようになったのはポップスを聞き始めた中学生になってからかな。当時全盛期だったカーペンターズから入門、ビートルズに出会い、そのままロックへ。当時はピンク・フロイドが狂気、冨田勲が月の光と新しい音楽がどんどん生まれていた頃、クイーンもこの頃出てきていた。そんな中でちょっと毛色の違うアイドル風のオリビアにはちょっとびっくり。「こんなに美人の歌手がいるんだなあ」と同時にファンになる。好きだったプログレッシブ・ロックとの融合で生まれたザナドゥは今でも大好きな曲である。

さて、昨夜の月、ようやく晴れの日になってこれからは猛暑日が続くそうだ。天体観測にはいいのだけどね。

羽田アプローチのJALA350、こうやって飛んでいるのを撮るのは初めてかなあ。