GRカローラ


ネットで見ていた。
発表があっただけでまだカタログモデルではないようだ。
注目したのはパワー、1.6L304馬力とか。ここでムムッ、である。
エンジンはGRヤリスと一緒のハズ、なのにパワーがアップしているのである。サイトの動画に答えがあった。
当初はヤリスと同じエンジン同じスペックだった。テストドライバーがエンジンがイマイチと社長に直訴、社長の一声でパワーアップと言う話だ。
私は最安のGRのオーナーだが上位グレードのターボ車にしてもエンジン出力よりもトルク特性に振った乗りやすいエンジンという思想が垣間見える。当然こういう設定にすれば運転しやすいだけでなく燃費が良くなりロードカーとしての耐久性も上がる。が、それはストイックなスポーツカーとしてはマイナスになっているということだ。
GRはもともとはストイックなスポーツという発想だったはずだが、プリウスが入ったりノーマルエンジンのみのCHRが入ったところでストイックなスポーツカーというくくりがゆるくなってしまった。ヤリスやカローラはノーマルとGRは別物として作っている。トヨタの本気度を見られるところだ。
ヤリスはラリーカー、カローラはサーキットカーという棲み分けをさせるようなCMだった。

もう一つ、日産フェアレディZ
日産ではカタログを配っているようだが、発売はされたのだろうか。
ネットで見た記事ではオーストラリアバージョン、価格は700万超えだそうだ。
今さら直6もないだろうが、V63Lだそうだ。私は直4でもいいから2Lターボで300馬力で出してほしかったな。
初代Zのオマージュがあってもいいと思うのはオールドファンだけかな。
車重にもよるがサーキット前提でなければ250馬力程度で十分楽しいと思うのだが。
日産は昔にマッチのマーチでターボとスーチ搭載のすごいエンジンを作ったことがある。その流れでターボとモーターアシストという日産が得意な電気を使ったスポーツの実験をしてもいいのではないか。日産はスカイラインやブルーバードやZを実験室として新技術の投入をしていた。これが「技術の日産」と言われていた経緯がある。最近ではリーフとEパワーが有名だが電気以外の驚く技術や車種が出てこない。同じようなパワートレーンやシャーシでがわだけを変えて新型という軽自動車方式の売り方は限界だろうな。