修学旅行中の中学生が美術館の作品を破損

新潟市教育委員会は6日、市内の中学生が修学旅行で訪れた十日町市の美術館の作品を破損したと発表しました。
教育委員会によりますと、4月21日午前、十日町市にある越後妻有里山現代美術館MonET内に展示されている作品2点を中学生が破損したということです。
このうち1点は修復ができない状態だということです。

この件を受けて、美術館側は警察に被害届けを提出。警察が捜査しています。

というヤフーニュース。

とても興味深いネタが満載なのである。
ポイントを整理してみた。

その1 新潟市教育委員会は、市内の中学生が修学旅行で訪れた十日町市の美術館
全てうちわの話なのである。新潟市教育委員会と市内の中学生、県内の美術館、自分の教え子に対して悪事を発表したというもの。普通は内々に学校内で親を呼んで説諭して、というのが一般的。

その2 修学旅行で訪れた十日町市の美術館、
中学生が修学旅行で県内の美術館に行くだろうか。

その3 修復できない破損
つまりちょいと触ったとか、爪やカッターで傷つける、という話ではないらしい。状況を知る由も無いがメチャクチャにしたということだけはなんとなくわかる。

その4 美術館側は警察に被害届け
ポイントは警察が入ることを学校や委員会が認めたということ。全て新潟県内の公共機関であるから、認めたということは学校の管理責任だけでなく犯人に対して訴えていることになる。

その5 これらをすべて考えてみると
犯人の生徒は教員や学校の指導には従わないということになる。つまりふだつきだな。さらに保護者である親も同様ということか。学校の指導に従わず反発するモンスターなんだろう。つまり行き先を失った学校と委員会は出るとこに出ようという意見で一致したということだ。教育としては敗北なんだけど、そんなプライドを引きずっていると教員は疲弊して同級生たちも行き場を失いかねない。警察に頼るしかない、という状況だったか。
もし、京都奈良でやらかしてくれたなら全国ニュースに乗っかるだけでなく新潟県内の数千数万の中学生に数年に渡って大迷惑がかかる事案だった。県内の修学旅行という不自然さはこれが原因か。
ロシアのプーチンみたいなものなのか。あれだけ多くの犠牲を伴う蛮行、世界から批判され経済制裁されてもまだ蛮行をやめようとしない。プーチン暗殺以外に手立てはない。というのと似ているのか。