アホのせいで台無し

3月である。
我々サラリーマンは年度末の仕事で忙しいのだが、姪っ子は卒業式の練習だそうだ。そういう季節である。先程テレビで高校の卒業生のコメントが。
彼らは2年生のときからマスク生活、体育祭文化祭の中止、修学旅行の中止、合唱祭の中止と学校生活のイベントをほとんど経験しないまま卒業するというではないか。なんとも可愛そうなのである。コロナのせいだといえばそれまでなんだけど、最近のオミクロンでローティーンや小学生の感染が話題になったがそれまでは学校での感染などはあっても限定的だった。感染予防はきっちりやらされていたのにイベントはやらせてもらえないという悲劇である。一部の若者や大人のせいである。マスクをつけないと騒ぐ議員のせいである。アホな大人のせいで小中高生の思い出はズタズタなのである。もっとアホな大人たちが気をつけていれば子供たちの思い出も変わっていたかもしれない。経済を回すとか言って飲み屋の肩を持つような政策で全部だめになった。大人たちは1年2年の辛抱だと勝手に決めているが子どもたちには二度と来ない貴重な時間なんだよね。自分たちの金儲けのためには子供や学校は多少の犠牲になっても構わないというなんとも戦前からの考え方が未だにまかり通っている。
姪っ子の通う学校では去年のデルタ株の減少の時期に見事に修学旅行をぶっこんだ。子どもたちの修学旅行のために教員も旅行会社もバス会社も旅館も大変な努力をしたそうだ。飲み屋で感染を広げているアホのせいで子どもたちの思い出が台無しになっていることをもっともっと社会は知るべき。マスコミの怠慢も罪が重い。