東京で224人

終息というには感染数は増えているし
かと言って爆発的に増えているわけでもない。
かつてどこかの有名人が言ったように日本人の特性なんだな。
気をつけようという気質がある。
70年前に政府やマスコミに騙されて戦争へ進んだ時期も
ちゃんと騙されて米英には気をつけようという気質があった。
70年後の今回はいい意味で米英よりも良い結果になっている。
1億人以上のうちの200人前後である。
それが拡大することなく同程度の数字を維持している。
ちょいと統計学や数学をかじった人ならわかるが
同数で推移は減っているということなんだな。
どこかの国みたいに数千、数万となればアウトなんだけど。
その数千数万の国のほうが政府国民に危機感がまるで無い。
だから増えちゃうわけで。
日本は、もしくは日本人は優秀なんだな。
もちろん例外が新宿などにいるわけだが。
もう一つ、ネットで見つけた投稿
教育委員会では,修学旅行及び林間学校の実施に向けて,関係諸機関等と情報交換を進め,感染症対策について検討を重ねてまいりました。
しかしながら,泊を伴う修学旅行や林間学校は,児童生徒が密集して長時間活動することや不特定多数との接触の機会が増えることになり,感染症対策を講じてもなお感染の可能性が高い活動であること,そして旅行先で発熱者や感染者が確認された場合の中止を含めた対応が困難であることから,苦渋の決断でありますが,中止することにしました。』
これもまた、日本人の特性で面倒はないほうがいい、保身などなど。
役所の人間は挑戦という言葉が大嫌いだ。
君子危うきに近寄らず
危ないのならやらない、中止である。
感染学ではこのような考え方が基本なんだよね。
というわけで、日本では児童生徒の感染者数が極端に少ない。
親は出費が減って喜ぶ。教員は大きな仕事が減って喜ぶ。
子どもたちは思い出が減ってがっかり。
これもまた、日本の教育を象徴している構図だ。
役人が「教育改革だ」と叫ぶたびに子どもたちが損をする。