新車にするか車検をとるか、その3

アクアの次に買う予定のクルマは新車だが、
もしもの世界、もし新車でこれが売っていれば。
1.スターレットターボ
コンパクトで楽しいといえばスターレットだろうな。
オールドファンならKP61時代のFRスターレットを思い出すだろうが
当時はライバルがFF化する中、トヨタは出遅れていただけ。
86同様、FRだからともてはやされていた。
それよりは、ちょっとバブリーなカットビスターレットが全盛期だね。
ライバルにマッチのマーチがダブル過給器だったが
スターレットのほうが面白かった気がする。
2.チェリー、パルサー
日産の誇るFFコンパクトスポーツ。
基本的にはファミリーカーだったけどね。
チェリーならX1、パルサーならGTRかな。
当時はちょっとお金を足せばパワーが手に入る良い時代だった。
3.カローラ、スプリンター
カローラのスポーツタイプといえばバカの一つ覚えのように86というやつが多い。
AE86は当時最新の4AGという傑作エンジンを組み合わせたから
さらに、最後のコンパクトFRモデルとして良かったということだ。
私は最後の2TGエンジンのTE71レビンを最良と思っている。
当時は2TGを積む1600GTというセダンもあったり、楽しい時代だった。
4.ファミリア
ファミリアは世代によってどのモデルが良かったか意見が別れる。
武田鉄矢世代は丸目のFR、
私世代は赤いファミリア。
もう少し若い世代はファミリアフルタイム4WD
どれもそんなに大したことなかったけど、人気があった。
5.ミラージュ
初代ミラージュから印象が強い。
副変速機があったりデザインが近未来だったり、面白い車だった。
初代モデルでGTグレードが出たけど、何がGTだったのか未だに不明。
3代目のバブル期ミラージュ、サイボーグが面白かった。
当時売り出し中のギャランVR4の弟分という立ち位置。
6.ブルドッグ
シビックはいつの時代もコンパクトカーを牽引してきた存在だが
いつの時代もパンチに欠ける。
ホンダコンパクトといえばシティだろうな。
特にこのターボシリーズはとにかく面白かった。
100万円台のコンパクトカーなどこのくらいのクォリティでいいのである。
と、言いつつこれだけ面白いクルマが作れるところが楽しい。
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パブリカやコルトは私の世代ではないので、期待した方ご勘弁を。
コンパクトカーと言うのはその時代での定義である。
ご存知のようにクラウン、セドリックはバブル期までは5ナンバーであった。
今並べるとフィットやアクアのほうが全長以外は同等か大きいのである。
クラウンセドリックより下級のマークツー、スカイラインセリカなどは現代のコンパクトより小さい。
バブル期まではクラウンまでの国産車ほぼ全てがコンパクトカーであった。
私は小学生の頃から東京からほど近い郊外の都市に住んでいるが
近くのバス通りなどオイルショック当時と道幅など一切変わっていない。
なのに通るクルマは当時のクラウンクラスかそれより大きい車ばかりだ。
石油は高価になり、原子力も当てにならなくなって電気も危うい。
クルマばかり大きさや広さをありがたがっていていいのか。
車幅1600mm、重量800kg程度のクルマがこれからのトレンドだろう。
軽自動車もタントやNBOXなど重量オーバーである。