敵は本能寺にあり、沖縄

沖縄県でコロナ新規感染者が2300人と過去最高というニュース。
テレビニュースでは最後の方に短く伝えていた。
実は日本経済を揺るがす大ニュースなんだけどね。
早い話が行動制限のないGWと題してマスコミはさんざん外出を煽ったのである。行動制限がないというのは政府が決めた法的対策が今のところないというだけで制限がないというのは本質的におかしい。緊急事態のときだって自由に飛行機にも乗れたわけで制限などなかった。ちょっと脳みそが少ない国民はそのフェイクニュースを信じて馬鹿みたいに出歩いたのである。一時的に地方経済は潤って国民のコロナストレスも緩和したのだろうけど。
今日の沖縄のニュースと東京で増えたというニュースは悲劇の前触れである。現実としては感染しても重症化しにくい、3回のワクチンも効いている、ということで連休後の増加は一時的なのかもしれない。逆の見方をすればアホを野放しにして好きに行動させると感染者は増大するという実証実験でもあったわけだ。
これまでコロナは外国から持ち込まれた、ということで入国者を制限してきたが今回の政府とマスコミの実証実験で敵は外国人ではなく、出歩きたがる日本人。さらに言えば連休価格で沖縄に行ける中間層以上が敵であることがわかってきた。

このまま沖縄をはじめ地方各地で感染者数が増えたとすれば、原因はバカ(テレビ)マスコミ。観光地や高速道路の混雑を細かく教えて「なんであなたは家でテレビを見ているの」と言わんがばかりのプロパガンダニュースを永遠に放送し続けた。必ずニュースの前に「大本営発表、行動制限のない」を強調していた。早速沖縄九州東京で増加や最高値である。
今度は現地で感染した人たちが都会に戻って感染拡大に協力するわけで。行動制限というのはそもそもがこの手のアホのための言葉であった。
マスコミが私達の敵なのは70数年前と変わっていない。