ザ・ウォール


どうせ自分が悪いのだけど、いちいち嫌味を言うやつが少なからずいる。
今日は、、、もうやめた、思い出したくもない。
帰宅するとポストに海外からの郵便。開くとCD。
1970年代末のピンク・フロイドの名盤、ザ・ウォールである。デジタルリマスター盤を輸入盤で入手した。
ピンク・フロイドは1970年代前半に狂気で一躍ロックバンドに頂点に。狂気が売れすぎちゃって次の「炎」まで数年。この作品は狂気に比べると今ひとつという評価なんだけど、私にとってはロックとプログレとポップスの見事な融合、最高傑作と評価しているのだが。
続いて意欲作のアニマルズ、そして70年代黄金期の集大成と言われるのがこのザ・ウォールである。なんたって2枚組の大作である。原子心母、狂気からの70年代の全盛期を凝縮していると言ってもいい。
アニマルズでは人間を犬や豚に例えるという強烈な風刺、ザ・ウォールでは子供を主体として教育を批判する社会的テーマが見えている。本当かどうかは分からないがホール・アンド・オーツなどの80年代の音楽に多大な影響、と思っているのだけど。
久々にUHDBDプレーヤーからHDMIでデジタルアンプに突っ込んで再生してみる。デジタルリマスターの恩恵をダイレクトに、と思ったが古いCDよりすこしクリアに聞こえるかな、という程度。やはり音源が古いというのがネックになっているか。
それでもキレのあるバスドラやデヴィッド・ギルモアのギターにしびれていた。