コロナ対応の仕事が膨らんで、疲れ果てて帰宅した。
木曜日のテレビは最悪、お名前以外にみるべきものもない。というわけでPCオーディオで音楽を聞くことに。今日はQueen にした。
1時間ぐらいでHDDの次のフォルダーへ。それが吉田拓郎のライブだった。
吉田拓郎は私が小学生の時に全盛期、実は世代ではない。しかしながら、彼の歌声を聞くと心が揺さぶられる。
Queen に- We Will Rock You という曲がある。私はこの英語を「君に夢中(ロックオン)」みたいな意味だとかなり長い間思っていた。お恥ずかしい。
いい年して Rock の意味をちゃんと調べたら「石」そして「心揺さぶる」という意味がある事をしる。
かの内田裕也が「Rock」と連呼していたが彼が生きている間その意味をわかっちゃいなかった。
世代でもないのに心を揺さぶられる吉田拓郎の音楽はRockなのである。欧米からRockが日本にドボドボ入ってきた時、それに対応するのはグループサウンズだと思っていた。間違いではないが、今思うのは同時進行して若者に広まった日本のフォークとニューミュージックだと。
陽水の氷の世界を初めて聞いたときの感動は忘れない。同じ時期に伝説のつま恋コンサートを聞いたときも同じである。
今の若者はあまりにも音楽が多様化しすぎて逆に可哀想に思える。中学生ぐらいの時にRockを味わうことはできるのかね。あいみょんや髭男を30年後に聞いて同じ感覚を味わえるのか。