職場のコロナ

一昨日、昨日と職場の顧客でコロナ発生、ざわついたが今日は出なかった。つまり散発的な家庭内感染ですんだということだ。
職員には感染なし、さらに濃厚接触者の認定も無し。

というわけで管理職はホッとしたわけだが数日振り回された下っ端の私は疲労困憊である。本日は14時半に早退を届け出た。15時に帰宅、こうなったら飲み始めるしかない。昨日の半額シールの貼ってあるローストビーフや焼き鳥塩でグビグビ。16時には出来上がってしまった。
テレビでは今日もコロナ感染最多のニュース。ピークアウトまでもう少しというところだ。PCR検査場に親子で来たというインタビュー。心配だから来た、と言っているのだけど普通心配ならステイホームだろう。心配なのは先日の自分の飲み会だろう。後ろめたいことがあると人間は余計な動きをするのだ。つきあわされている子供が可愛そうだった。アホな親を持つと子供が苦労する。

昨夜発生の猟銃立てこもり事件、結局死者を出しての終結となった。犯人は66歳。高齢者の部類である。高齢者がこういう若々しい事件を起こす。つまり「自分はまだ若い」と思い込みたい高齢者の事件である。私も今日も「若く見える」と言われてニコニコしている。でもね外見や気持ちとは別に歳相応であるべきことも多々ある。
核家族化が進んで歳相応をうまく感じないまま歳を取るアホが増えているのが現状である。アクセル全開で壁やコンビニに突っ込む老人はわかりやすい事例だ。本来免許を持つべきではない年寄り。さらに、電話での詐欺に引っかかり多額の現金を持っていかれる老人、判断力がなくなっているのにお金だけは手放さない金の亡者。高齢化の中で適切な歳のとり方が求められている。
私ら夫婦の4人の親たちも85歳を過ぎても子供にお金や資産の管理の相談は一切ない。天国まで現金を持っていくつもりなのがアリアリである。子供の頃に戦争を経験した中流かそれ以下で育った老人たちは最後にお金のことしか頭に残らないようである。戦中戦後教育の悪いところが噴出している。
子供や孫を信用せずに結局詐欺師に大金をくれてやるというのはなんとも。高度成長期にモーレツ社員として経済成長と私ら子供のために働いた親たちを思うとひたすら悲しいのである。

年金定期便というはがきが私ら夫婦に届いた。私は非正規が長かったので65歳からもらえる額は月10万円ちょっとに決定のようだ。家を買ったり高級なクルマを購入しないのであれば私一人なら食っていける額だ。嫁さんは正規雇用できっちり働いているので月に20万の満額もらえるようである。夫婦としては貯蓄を使わなくても死ぬまで困らない範囲である。若さの維持や強調よりも生活以外の趣味や研究ができる何かを探さなければならない。ブレーキの踏み間違いや立てこもりや詐欺被害とは別の場所での生き方が大事である。