コロナと子育て

新型コロナウイルスの新規感染者は3日、10万4465人となり、初めて10万人を超えた。
新規感染者は、16道県で過去最多となっている。
というニュース。
1つ目のポイントは昨日も書いたとおり母数が変わっている。検査数ではなく医師のみなしも参入されている。とすればもっと急激に増えるかと思いきや、2行目の道県であって都府が入っていない。数字を増やす算出なのに都市部は減少している。
素直に喜べる状況ではないがピークアウトも視野に入ったということか。
2つ目のポイントは保育園の休園で親が仕事に困っているというニュースである。
これが何を意味しているかと言えばピークアウトに貢献しているということだ。大半がまともな人達だと思うのだが一定の割合で感染拡大させている保育園の利用者がいる。やはり保育園利用者は20代から30代の感染拡大の核となっている世代であり行動する人たちなのである。
独身の若者学生が飲み屋で騒いで、というのはもっともらしい話だし考えやすいシチュエーションではある。しかしながら、この人達の怪しい人たちはすでに感染して免疫を持っている可能性が高い。
保育園利用者はほぼ同世代ながら出産子育てで普段の生活はてんてこ舞い、さらに子供を預けて会社で仕事である。どう考えてもストレスたまりまくり、30歳前後の若者、ちょいちょいストレス発散で飲み会などの危険行為は十分想像できる。100人のうち1人がそういう母親とすれば子供から保育園内に感染が広がることも想像できる。小さいこどもほど軽症ではあってもマスクをつけずに感染拡大しやすいそうだ。
裏を返せば、感染が確認された保育園を閉じることで感染拡大を止める効果が大きいということでもある。危ない親とこどもが外に出られないということだ。実は効果絶大なコロナ対策である。
話はズレるが
保育園は教育機関ではない。無理に行かせる必要はないわけで。
存在理由は親が働くためである。違う言い方をすれば親が働くためには子供は邪魔ということなんだな。親の意識に「邪魔」なんて微塵もないのだけど結論は子供がいたのでは働けないということだ。
さらに仕事で疲れて帰宅すると今度は子供の世話で疲れる。仕事に集中したいのなら子供を作るべきではない。時流に反する意見ではあるが、邪魔にされている子供の気持ちはけっこう深刻なんだよね。正規雇用フルタイムで働く母親の子供は肩身が狭い。ちょっとでもぐずれば「あたしだってつかれているんだから」と叱責されるし。結局うまく行っているパターンは祖父母に預けられているパターンだ。保育園の送り迎えも祖父母、一見するとうまくいっているように見えるが子供は自分が親の仕事には邪魔者という意識になるのは変わらない。
そんな状況下で夫婦が仕事や子育てで対立して離婚なんてことになれば、子供に「自分のせいで離婚した」という意識が植え付けられる。
私はちゃんと子育てしています、と言いつつ暗くなるまで保育園に預けたり離婚したりする親は基本的にアウトなんだよね。自分は仕事や家庭に失敗しておいて子供にはちゃんとしろと子育てしようとするわけで。子供がまっとうに育っていたとすればそれは運が良かっただけということ。