小銭

金融機関で硬貨の取引に手数料をとるというニュース。
昨日はゆうちょでも硬貨50枚以上で手数料、硬貨の種類によってはすべて手数料になるという。
私は勘違いして両替のことかと思っていたが、通常の入金にも適応だとか。
そもそもが金融機関とかなりの枚数の硬貨の取引などしないと思っていたのは私だけ。普通のサラリーマンの場合である。テレビでは駄菓子屋の売上や募金で集まったお金の入金でおおいに問題になるらしい。両替にも手数料、入金にも手数料だそうだ。低金利での金融機関の低迷が原因だそうだが、もう一つの選択肢がある。銀行やゆうちょを使わないということ。とは言っても大量の硬貨を前にしてはどうしようもないか。実は不便な世の中である。カードやデジタル決済も実は商店の手数料で成り立っているわけで。
私は22歳の時にダイエーオレンジカードを作って以来のクレジット党。ラインやペイペイにもいち早く飛びついたし。この1年で現金を支払ったのはカードの使えない地元の診療所と地方の安売りスーパーぐらいである。
私の持つちょっと高級なクレジットカード2枚で新車が買えるはずなんだけど、トヨタ店では30万円までという。これは不便だ。というわけで不便ついでに1万円札250枚を何回かに分けてATMで引き出し、納車の時に札束を渡した。とても迷惑な顔。今どき札束を持ってくる客は私だけだそうだ。なので営業所にお札を数える機械も無し。何人かで手で数えるそうだ。銀振りなら手数料はトヨタ店負担でと言われるが銀行へ行くのが面倒くさい。ATMで300万の振り込みはできないだろうし。そもそもATMとしても口座番号を老眼で打ち込むのも面倒くさい。カードも使えないというのだから札束は必然である。「カードが使えないというのだから嫌がらせで札束です」と言っている。
もしカード払いできるのなら300万だと1%で3万円分のポイント。トヨタ店は「銀振りなら3万円引きます」と言うべきだな。手数料負担程度ではむしがよすぎる。