東京390人沖縄623人

オミクロン株がいよいよ蔓延しているというニュース。
この数字はクリスマス前後に感染した人たちだと嫁さんが言っている。クリスマスだ、年越しだと浮かれていた人たちが感染させてしまった、ということなんだけど。
外国の話を聞くとちょっと話が違っている。1万、10万、100万という感染者だそうだ。感染力が強いというのはわかるが、それにしてもである。
専門家の話だとオミクロンは重症化しない。上気道で止まっているとのことだ。つまり肺炎になりにくい。
コロナの怖さは志村けんなどを殺した肺炎の怖さであった。去年の夏は重症の感染者が病床を埋めてしまったと言う。
ところが今回のオミクロンは上気道、鼻や喉の病気である。無症状も多いという。つまり、インフルエンザと大差ないということだ。インフルにかかってニュースになることはない。つまりコロナとの共存の落とし所が見えてきたということか。
第○波の間隔をみると6ヶ月前後に頂上があるね。ちょうど冬季五輪あたりがピークになるか。うまいこと五輪に乗っかってくるよね。去年も五輪の直後にピークがあった。

というわけで、症状が軽い、無症状というのが新株の生き残り作戦だ。ウイルスもちゃんと生き残るための進化をしているということだ。映画「アウトブレイク」でもアフリカで発生した強毒性ウイルスはその強さ致死率のため村から外には出ない、というセリフがあった。

もう一つ、日本だけの話かもしれないが、オミクロンの感染爆発は沖縄、岩国の米軍基地。100年前のスペイン風邪アメリカ北部の米軍基地で蔓延したあと、世界大戦でそのまま軍人がヨーロッパに運んだという記述がある。基地内でクラスターとはコロナ初期の空母でのクラスターとは、アメリカ軍の防疫体制は100年前とあまり変わっていないようだ。
と言うか、欧米人は感染症に寛容なのかな。さらに、今回のオミクロン騒ぎでも最初は海外からの帰国者、日本人も海外に行けばその土地の雰囲気に溶け込んでしまってしっかり感染して帰ってくるということか。
国際理解は大切なことだけど、ウイルスに関しては海外とかかわらないほうが得策だ。