NHK紅白『笑ってはいけない』休止がプラス材料にならない

ヤフーニュースのこの記事には笑った。
一つは「昨年の紅白は、活動休止の嵐、『鬼滅の刃』のLiSA、新垣との電撃結婚星野源、初の顔見せGReeeeN、ネットの瑛人やYOASOBI、NiziUなど、見どころが非常に多いラインナップでした。が、今年は大したヒット曲も中年以上が初めて名前を聞く人が多そうで、見どころに乏しく」という。
さらに、「そもそも『笑ってはいけない』の主な視聴者層は、誰が出ようが紅白を見る気が無い人たち。『笑ってはいけない』が休止になっても紅白には流れません。」という。
確かに我が家もずっと笑ってはいけないを見ていたし、年明けも録画したものをもう一回見て笑っていたし。それがなくなるというのはなんとも、たしかに「だから紅白」とはならないかな。

もう一つ
日大理事長が脱税で逮捕というニュース。
とんでもない強権政治で逆らうやつには容赦しないとか。自宅から1億の現金が出てきたとか。私の好きな番組の映像の世紀で何度となく登場する独裁者、独裁政権でのお約束の話である。実は共通するのが悪い独裁者は叩き上げということ。立身出世で上り詰めたというパターンが多い。この日大理事長ももともとは学生横綱だったとか。
立身出世は悪い話ではないが、底辺を経験しているゆえ権力やお金(贅沢)に対する執着がすごい。保身のためなら何でもやる、がいつの間にか逆らうものを粛清するに変わってしまう。そして金の亡者となり権力にすがりつく。
私も民間に勤めていたとき強い理事長の下で働いた。この理事長は創業者一族、叩き上げと違って一族経営なので失うものはない。そういう理由もあってか一族のスキャンダルは一切出なかった。が、創業者の○回忌に社員全員が参列させられたのは流石にペケだった。欠席すると皆勤手当が出なくなるという締め付けがあった。日大理事長と同じで忘年会などの宴会も一族経営の宴会場、欠席すると翌年のボーナスが減額になる。結局2年で辞めてしまった。
そういう会社だと我慢して勤めていれば生涯賃金は倍以上違っていたかもしれないが。私には無理だった。