小売業は大変である、ネットスーパーを考える


ネットスーパーはそれなりの人たちには便利である。
自宅にいながら、もしくは電車の中でも買い物ができて家に届けてくれる。共稼ぎの我が家も初期には西友やイオンのネットスーパーを利用していた。ところがである。最初の波は送料である。当初は○○円以上なら送料無料となっていたが、送料は実質数百円かかるわけで、数千円のお買い物の利ザヤでまかないきれるものではない。そもそもスーパーは低価格で売っているからね。その頃から利用をやめた。
次の波は我が家の近所、もしくは嫁さんの通勤路にスーパーがいくつかできたこと。東京郊外人口の多いベッドタウンでは徒歩圏内にスーパーがある。クルマやバイク利用なら5店舗は10分以内。さらに仕事でストレスいっぱいの嫁さんには買い物は発散方法でもある。半額シールの貼った商品をいかに探してくるかが楽しみらしい。こういう人にもネットスーパーは合わない。
今回のメールはネットスーパーのポイント増額の廃止という内容。もともとが1%。2000円買っても20円である。ポイント増額と言っても10円玉何枚の世界だ。それなら近くの店で20%引の商品を一つ買えばチャラである。お仕事や高齢や怪我病気などネットスーパーを使うべき人はいるわけで。でもね、我が家のように五体満足でベッドタウンに住んでいる人には送料かけてまで利用する意味がなかった。
もう一つ
最近ハマっているのが、ネット注文のテイクアウトの回転寿司。基本的に2カン110円で計算してもスーパーの惣菜寿司より安い。ところがたいていの回転寿司は平日1割引、2カン90円台で買える。さらにネット注文テイクアウトだとさらに安いというからスーパーの寿司は高級品だ。というわけで、仕事終わりにネット注文して帰り道によって受け取る。帰宅してマグロを食いながら晩酌。マグロばかりの注文で1人前だいたい税込み500円くらい。
スーパーのペラペラのサーモンやブリの最安の刺し身のパック程度でマグロがいただける。食品に関してはネットを使ったにしてもやはり足で稼ぐのが正解のようだ。