恵方巻き商戦が加熱している。
スーパーに行っても、回転寿司でも恵方巻きチラシをもらう。
eメールでも様々な業者から恵方巻きを買えと。
おなじみ、○○しなければならないシリーズ。
節分には海苔巻き食べよ、である。
豆をまく程度では儲からないのである。
もう、鬼は外とか豆まきとか関係ない。
もっと高価なものを買え。ということだ。
かんぴょうの入った海苔巻きやきゅうりのかっぱ巻きではダメなのか。
太巻きがいいそうで。
それでもスーパーでは1本200円程度と思いきや。
海鮮太巻きなど安くても1本500円、マグロやいくらが入れば980円とか。
それもご丁寧に一人1本食えというお達しである。
金儲けありきの戯言と思いきや、そうでもない。
日本人は寿司が好きなんだな。
理由をつけては寿司が食べたいのである。
さらに恵方巻きがすごいのは、握り寿司と違って作り置きができる、
さらに山積みできるということ。
大量に作ってホイホイ売るのにうってつけの食材なんだな。
というわけで、普段は1円2円の安さで食材を買う庶民が
いつもより高価な海苔巻きを気前よく買うということだ。
もちろん私は節分に恵方巻きなるものを食べたことがない。(笑)