日大が緊急会見 だそうだ。
昨日の当該選手の会見を受けての緊急だろうな。
多くのコメントにもあるように日大は後手後手なんだ。
俗に言う『危機管理』ができていない、というかわかっていない。
事件の翌日にはネットに出回った動画が報道されたところで
とっとと処理する事案を2週間もモタモタしていたのだから。
さらにまずかったのは、私らは悪くない、と言い切ってしまった。
火に油を注ぐ愚行だな。
例えば学校でいじめ事件があったら、教育長や校長が頭を下げる。
なんだか校長がいじめたみたいになったてるのだけど
マスコミも視聴者もそれでいいと思っている。
危機管理などそんなもんだ。
誰が悪いかではなく、責任者がこめんなさいと頭を下げればいい。
マスコミも視聴者も魔女狩りが大好きなんだから。
魔女とされた女が本当に魔女なのかなんてどうでもいいことなんだ。
悪者は監督とコーチという筋書きなのに、この場に及んで悪くないという。
それも冒頭に関係者に深々と頭を下げてわびているのにもかかわらずである。
監督コーチのバカさ加減というよりは日大のトップがバカなんだろうな。
実は監督コーチの発言に破綻はない。
アメフトやラグビーなど走っている人に飛びかかっていくスポーツ。
素人から見れば格闘技だ。
つぶしてこい、などとはっぱをかけることは珍しくないのだろう。
ただし、一般人からみれば異次元の世界なんだな。
つまり正論を言っても理解してもらえない、ということがわかっていない。
話は戻るが、学校でのいじめ事件で「何年何組の○○くんがこんなひどい暴行をした」
とか「担任が家庭訪問したら親がチンピラで逆に脅された」などと本当のことを
言えばいいのだろうけど、校長の記者会見はあんなものだ。
異次元の話は理解してもらえないし、するべきでもないということか。
本質論など誰も期待していない。
こんなことを言ったとか言われたとか、セクハラ・パワハラと同じで
断片的なことを並べて誰かを引きずり下ろすことを期待している。
この場に及んで言った言わないを供述しても、
もう魔女裁判に引きずり出されたところで結果ありきなんだな。