東京の最高気温

科学を生業(なりわい)としている私にとって今日驚いたことが東京の最高気温である。
私が見ているサイトのデータが正しければ本日34.7度。
tenki.jpによると大手町の最高気温はこの1週間35度に到達していない。
ヒートアイランドと言われて久しいが、梅雨明けから猛暑日にならないのは珍しい。
推測するにコロナと五輪、都心に人が集まらないような力がそうしている。
とすれば、都心の気候は完全に人為的なものであることがわかる。
高気圧もフェーン現象も関係ないのである。
ちなみに郊外の私の地域は35度になっていた。
今日も仕事へバイクで通勤したが、ヘルメットの中は汗で大変。
頭にタオルをかけてからヘルメットをかぶるようにしている。

私の職場はエアコンがあるのだけど、なぜか私の部屋(多分物置)にはエアコンが無い。
そもそも物置にデスクを置いて「ここが君の席だ」というところが○○ハラスメントなのだけど。
隣の会議室にはエアコンがあるので、扇風機とついたてで冷風を送るシステムを考えた。
同僚は「大変ですね」と口先だけ同情してくれる。
この時期、扇風機とついたてだけで冷風を送るというのに無理があり、部屋の気温は30度以上。
それでも汗を拭きながら○○ハラスメントに耐えている毎日である。

今日は午後に二回目のワクチン接種、行きつけの診療所のチョイスは失敗。
医師はカルテを見ながら「君は喘息があるね」と接種後30分とどまることを指示。
こちらも負けてはいない。かかりつけなので、診察券と保険証を受付に出した。
受付の人が「診察もするのですか」とわざわざ聞きに来る。
30分の待っている間に同じ医師に診察、処方箋を出してもらう。
ワクチン接種のあと、すぐに外来で診察室に入ってきた私を見て医師も苦笑いであった。

というわけで、二回目の接種が終わった。
多くの知人から「二回目のあとは発熱などしんどい」と聞いている。
それはそれでいい。
少しでも発熱すれば明日朝に管理職に電話「発熱しました」と言えば済むことである。
痛いとかつらいなどというのは普段恵まれた人の言うセリフ、出勤してもエアコンのない物置の中で書類を書いたりする立場の私には仕事が痛くて辛いのである。二三日寝込んだにしても日常の辛さでしかない。